テレビ会議の「セキュリティ対策」とはどのようなもの?

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概要
テレビ会議は非常に便利なものですが、不正アクセス・情報漏洩といったセキュリティリスクを心配される声も多いものです。
本記事ではそんなテレビ会議の「セキュリティ対策」について、一体どのようなものなのかをご紹介していきます。

テレビ会議のセキュリティ用語

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テレビ会議のセキュリティについて正しく理解するには、テレビ会議に使用されるセキュリティ用語に関しても知っておく必要があるでしょう。

  • 暗号化

    情報特定の法則に基づき、第三者には知られないように加工することを意味しています。
    不正にデータが抜き取られた場合も暗号化されたような状態であれば、それを解析すること自体が難しくなってしまいます。 そのため、基本的に重要なデータを送信する際は暗号化機能を利用することが一般的だと言えます。

  • 復号化

    複合化とは第三者には分からないよう、加工データを元の状態に戻す作業を指します。 この際にデータを正しく復号化するには、暗号化されたデータがどういった法則に基づき加工されているのかを知っておく必要があります。

    「どういった法則で暗号化されているのか」を示しているデータのことを「鍵」と言って、暗号化されたデータを取り扱う際はこの鍵もセットにする必要があります。

  • パスワード

    なにかのシステム・情報を利用する際、正式な利用者であるのかを認証するための合言葉のような文字列を指します。 文字列は基本的に参加者間で同じものが使用されるため、厳重に管理を行う必要があります。

テレビ会議のセキュリティ対策機能をご紹介

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テレビ会議のセキュリティ対策機能をご紹介します。

  • 暗号化機能

    まず確認したい点は、ネット上でやり取りを行う情報を暗号化して外部への漏洩・情報改ざんを防止するという機能です。
    暗号化の手段としては、SSLとAESの2つが挙げられます。

    SSL化されたWebサイトはURLが「https://」から始めるものであり、認証情報・個人情報といった送受信を安全安心に行うものとして使われています。 一方、AES暗号化はアメリカ合衆国で新しく規格化された共通鍵暗号方式暗号であり、強度が非常に高い暗号であると言われています。 テレビ会議の暗号化手法はAESが主流です。

  • 入室セキュリティコード

    テレビ会議の会議室開設ごとに新規でURL発行を行い、会議参加者に知らせることによって不正アクセス対策になります。 またその会議室に接続IDや会議IDなどの接続コードを設定することで、セキュリティコードを知っている人だけが参加できる設定にすることができます。 このようにすることで、情報流出・悪意的なアクセスを防止することができます。

  • IPアドレス

    テレビ会議システムのセキュリティ機能として、IPアドレスによる参加者の指定が挙げられます。 IPアドレスとは、端末ごとに与えられたアドレスのことで、その端末の「住所」にあたるものです。 このIPアドレスを限定許可することで、第三者からの侵入を防止することができます。

  • 端末認証機能

    パスワードやIDのほかに、パソコン・スマートフォン・タブレット端末などのデバイスを端末で認証できる製品もあります。 端末認証は端末製造時にそれぞれに付与されたMACアドレスを使って、番号登録を行うことで会議に参加することができるようになります。 接続先は制限されていないため、在宅勤務の従業員にも利用がしやすいと言えます。

おわりに

本記事ではテレビ会議の「セキュリティ対策」について、一体どのようなものなのかをご紹介しました。
セキュリティ対策は自社内で行える範囲できちんと行うようにし、そのうえでセキュリティ対策が充実している製品を正しく選ぶようにしましょう。
SSLやAESなどの暗号化が施されているかを確認することも大切です。

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