
- 概要
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WEB会議の普及に伴って、セキュリティ対策の重要性が一層高まりを見せています。
しかし「実際にどのような対策をすれば良いのか」「情報漏洩のリスクを防止するにはどのようなことをおこなえば良いのか」分からない方も多いかと思います。
本記事では、WEB会議参加時に注意しておきたいセキュリティ対策についてご紹介していきます。
WEB会議でもセキュリティ対策が重要

Web会議をおこなうには端末とインターネット環境の用意が必要です。
WEB会議システムのユーザーIDやURLなどが流出してしまうと、悪意ある第三者による覗き見やなりすましが起きてしまうことがあります。
それにより会議の内容だけでなく、従業員情報・顧客情報などの情報漏洩が発生してしまうことも十分に考えられます。
万が一、情報漏洩が発生すると、会社の信頼性に大きな影響を及ぼしてしまう可能性もあるため、そういったリスクを小さくするための対策が必要です。 そのため、WEB会議をおこなう際には十分なセキュリティ対策をおこなうことが推奨されます。
WEB会議のセキュリティ対策とは?

WEB会議のセキュリティ対策をご紹介します。
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接続IDの取り扱いに注意
WEB会議でおこなうべきセキュリティ対策の一つ目は、「接続IDの取り扱いに注意する」ということです。
参加者に接続IDを通知することで、WEB会議の参加者を限定することができます。
しかしその接続IDが流出してしまうと、第三者が自由にWEB会議に参加することができ、覗き見・情報漏洩などの問題につながってしまいます。 したがって、接続IDは流出しないよう、取り扱いには十分注意しましょう。
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情報共有は最低限の範囲に抑える
WEB会議でおこなうべきセキュリティ対策の2つ目は、「情報共有する範囲を最低限に抑える」ということです。 人為的なミスにより、情報漏洩が発生することは十分に考えられます。
そのため本当に情報を共有しなければならないメンバーに対して、必要な情報のみを共有するようにしましょう。 それにより、余計な情報漏洩が起きることを防止できます。
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定期的にシステムアップデートをおこなう
WEB会議でおこなうべきセキュリティ対策3つ目は、「定期的にシステムアップデートをおこなう」ということです。
WEB会議システムで使用するアプリのアップデートは、セキュリティ強化や改善を目的としているものも少なくありません。 そのため定期的なアップデートをおこない、常に最新のセキュリティ対策ができている状態であることが理想的だと言えるのです。
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参加場所に注意!
WEB会議でおこなうべきセキュリティ対策の4つ目は、「会議の参加場所に注意する」ということです。
社内ではなく外出先から会議に参加する場合、なるべくフリーWi-Fiの利用は避けるようにし、ホテルや貸会議室など個室を利用するのが安心です。 自宅から会議に参加する場合は、画面の背景に余計なものが映り込んでしまわないよう場所を選ぶようにしましょう。
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サーバー上に重要な資料を保存しない
WEB会議でおこなうべきセキュリティ対策の5つ目は、「サーバー上に重要な資料を保存しない」ということです。
WEB会議で使用する重要な資料をサーバー上に保存しておくことは非常に危険です。 第三者にダウンロードされて、資料内容が情報漏洩してしまう可能性があるためです。そのためWEB会議で使用した資料は、なるべく会議終了後に削除しておくことをおすすめします。 保存しておきたいという場合、アクセス制限やパスワード設定をおこなっておくと安心です。
おわりに
本記事では、WEB会議参加時に注意しておきたいセキュリティ対策についてご紹介しました。
さまざまなセキュリティ対策を徹底することで情報漏洩を防止しながら、安心安全なWEB会議を実現していきましょう。