
- 概要
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薬局に防犯カメラを設置することで、防犯だけにとどまらず、業務の効率化やトラブル解決にもつながります。
本記事では、薬局に防犯カメラを設置するメリットと、その設置場所についてご紹介します。
薬局に監視・防犯カメラを設置するメリット

薬局に防犯カメラを設置するメリットをご紹介します。
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薬剤の盗難防止
薬局での盗難には、薬剤師やスタッフが薬剤を不正に持ち出す場合もあれば、顧客が常備薬を万引きするケースもあります。
防犯カメラを設置することで、盗難行為の抑止につながります。 カメラの存在自体が、「見られている」という意識を与え、盗難を防ぐ効果があります。 -
金銭トラブルの解決
薬局内での金銭トラブルには、レジの現金管理に関する不正や顧客との支払いに関するトラブルが含まれます。
防犯カメラをレジ周辺に設置することで、金銭のやり取りに関する記録を残すことができ、トラブルが発生した際に迅速に解決することができます。
また、スタッフが不正をおこなった場合にも、カメラの映像がその証拠となり、適切な対応が可能になります。 -
調剤ミスやオペレーションミスの防止
薬局では、薬剤の調剤ミスやオペレーションミスが発生することがあります。
処方薬を間違えると、顧客の命に関わる重大な問題につながりかねません。防犯カメラを調剤カウンターや調剤室に設置することで、誰がどの薬を処方したのかを確認でき、ミスが発生した場合の原因究明や再発防止にも役立ちます。 これにより、薬局内での業務ミスを最小限に抑えることができるのです。
薬局での監視・防犯カメラの設置場所

防犯カメラは、効果的に監視できる位置を選んで設置することが重要です。
以下の場所にカメラを設置することで、薬局内の安全性を高め、トラブル防止につながります。
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出入り口
薬局の出入り口にカメラを設置することで、来客や不審者の監視が可能になります。
すべての入店者をチェックできるため、万が一トラブルが発生した場合にも、犯人の特定がしやすくなります。 また、万引き犯などの特徴を記録することができ、再発防止にもつながります。 -
レジカウンター
レジカウンターは、金銭の受け渡しがおこなわれる場所であり、金銭トラブルや不正行為が発生しやすい場所です。
ここに防犯カメラを設置することで、スタッフによる窃盗や、顧客との支払いに関する問題を後から確認しやすくなります。 -
調剤カウンター
調剤カウンターは、薬剤師が処方箋に基づいて薬剤を調剤する場所です。
薬剤の調剤ミスは命に関わる問題に発展する可能性があるため、ここに防犯カメラを設置することで、ミスの早期発見や要因分析に役立ちます。 -
薬剤保管エリア
薬剤の保管エリアにもカメラを設置しておくことが推奨されます。
薬剤の不正持ち出しや盗難を防ぐため、薬剤が保管されている場所にカメラを設置しておくことで、万が一のトラブルに迅速に対応できます。
おわりに
本記事では、薬局に防犯カメラを設置するメリットと、その設置場所についてご紹介しました。
薬局に防犯カメラを設置することには、多くのメリットがあります。
薬剤の盗難防止や金銭トラブルの解決、さらに調剤ミスやオペレーションミスの防止といった安全対策にも貢献します。
また、防犯カメラを効果的に活用するには、適切な設置場所を選ぶことが重要です。
出入り口やレジカウンター、調剤カウンター、薬剤保管エリアにカメラを配置することで、薬局内の安全性を高め、トラブル発生時の原因解明にも役立ちます。
薬局運営の効率化と安全性向上を目指すために、防犯カメラの導入を検討することは非常に有益と言えるでしょう。