導入レポート(デジタルサイネージ) - 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター 様

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地域に開かれた拠点病院の
エントランスでエレコムの
デジタルサイネージが情報発信に活躍!

導入レポート
大阪はびきの医療センター 様
大阪はびきの医療センター様は、大阪府立結核療養所羽曳野病院として昭和27年(1952年)に開院。
その後、一般病床も加え、総合病院としての機能を充実させてこられた。平成29年(2017年)には、現在の大阪はびきの医療センターと改称。
呼吸器・アレルギー・感染症に加え、総合的な診療科も備え、地域の拠点病院としての医療ニーズに応えておられる。
同センターでは、令和5年(2023年)5月に新病院を開院、同時にエレコムのデジタルサイネージ『掲示板NEXT』を導入いただいた。
その経緯や運用方法などについてお話をうかがった。

1台目の可動式デジタルサイネージでコミュニケーションに活用できることを実感

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落着きを感じさせる、大阪はびきの医療センターの外観。

呼吸器・アレルギー・感染症などの専門医療に加え、地域に根差した総合的な診療科も備えておられる大阪はびきの医療センター様。開院前には、大阪府知事を筆頭に約2,000名もの来場者を集め、完成式典・内覧会が開催された。デジタルサイネージは、そこでも多くの来場者の注目を集めたという。

その開院から遡ること約1年前、旧病院が稼働していた頃、今回お話をうかがった中谷事務局長が同センターに赴任された。

「当時、築50年となる旧病院はかなり古かったのですが、私は旧病院の入り口に貼られていた数々の掲示物が気になったのです。病院として掲示物のルールは決めているものの、イベントの開催期間が終わっているのに貼られているものなど、乱雑な状態でした。また、新しくできる病院のPRもしたいと考えていましたが、ポスターだと何枚も貼ることになります。そこで、紙の掲示物をできるだけ減らして、情報伝達の手段をデジタルサイネージにしてはどうかと検討に入りました」

手軽な運用と機能の豊富さからエレコムのデジタルサイネージを採用

導入にあたって、いくつかのメーカーを比較されたという中谷氏。最終的にエレコムのデジタルサイネージ『掲示板NEXT』を選択いただいた。

「自分たちがやりたいことが、簡単にできそうだということが一番です。パワーポイントからデータを移すだけでコンテンツが作れる手軽さがよかったですね。また、同じ画像や映像を繰り返すだけでなく、時間帯によって流すコンテンツを変えられる『タイムスケジュール』や、緊急のメッセージを流すことができる機能『メッセージボード』が将来的に使えることも大きかった」と操作の簡単さと機能を評価いただいた。

当初旧病院に採用されたのは、スタンドに車輪が付いた可動式のデジタルサイネージだ。

「外観をはじめ、新病院のイメージをスライドショーで流したりしましたが、じっと立ち止まって見ておられる方も多くいらっしゃいました。ポスターではなかなか多くのイメージを伝えられませんが、デジタルサイネージならではの訴求力があると実感しました」と当時を振り返る。ちなみにこの1台目のサイネージは、可動式であるメリットを生かし、新病院でも情報伝達に活用される予定だ。

新病院の「ホスピタルストリート」に2台のデジタルサイネージを導入

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「ホスピタルストリート」でさまざまな情報を伝えるデジタルサイネージ。

2023年5月に開院した新病院は、呼吸器・アレルギー・感染症など専門医療機能の充実と同時に、地域の基幹病院としての高度専門医療機能の強化が図られている。

エントランスを入ってすぐに気づくのは、患者らが通る通路が非常に幅広いことだ。そのゆったりとした空間に、デジタルサイネージが2台設置されている。

「当院は、災害発生時には地域の被災者を受け入れる役割を担っています。このスペースは『ホスピタルストリート』と呼ばれており、大規模災害発生時には災害対策本部が設置されることになります。例えば、多数の被災者が発生したような場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決める『トリアージ』が、ここで行われることも想定しています」

そのような事態が発生すれば、デジタルサイネージを情報共有の手段として活用される予定だという。病院内外のスタッフや被災者、ケガ人などで混乱する現場では、大型スクリーンによる情報発信がきっと有効に働くことだろう。

今後はセミナーなどでの利用も検討

デジタルサイネージが設置されている「ホスピタルストリート」は、普段は多くの患者様が通行する場所のため、とても目に入りやすい場所だ。

「現在は、新病院をドローンで空撮した動画や、普段見ていただくことのない手術室、病室などの写真を配信しています。今後は、各部門が制作した情報共有コンテンツを流したり、週末は動画を流してセミナーを開催するといった用途も検討しています」と語る中谷氏。地域の拠点病院での普段の情報提供から、災害発生時の情報共有まで、多彩な用途での活用が期待される。

取材にご対応いただいた方

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地方独立行政法人大阪府立病院機構
大阪はびきの医療センター
事務局長 中谷 健志 様
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結核治療の専門病院として開院。現在は、呼吸器、アレルギー、感染症などの専門病院としての役割はもちろんのこと、「地域に信頼され、地域になくてはならない病院」として南河内地域の医療ニーズに応える総合的な医療を提供している。コロナ禍では、社会の要請に応え多数の患者を収容。特に一般の病院では受け入れが難しい障がい者、妊婦、子ども、認知症のある方なども積極的に受け入れ治療にあたった。

延床面積:約34,199㎡ 鉄骨造・6階建(免震構造)
病床数:405床(一般病床354床 結核病床45床、第二種感染症病床6床)

地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター
ホームページ:https://www.ra.opho.jp/

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HCU

ご採用機器

掲示板NEXT用STB Androidモデル(有線/無線) LB-HMB545-KN

  • 4K映像出力に対応したデジタルサイネージ用STB(セットトップボックス)。

ご採用ソリューション

掲示板NEXT ランニングコストゼロで始める高機能サイネージ

  • 月額コストゼロ

    クラウドサーバ不要だから
    月額コストがかかりません。

  • 簡単操作

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    スケジュール配信も簡単。

  • クイックスタート

    複雑な設定なしで利用開始できます。

掲示板NEXTは、クラウドサーバ不要のオンプレミス型の高機能サイネージ。さまざまな素材を自由に配置し、コンテンツを作成することができます。

■配信ソフトウェア特長

  • さまざまな素材を自由に配置

    静止画、動画、テロップ、WEBの4種類のデータを素材として取り込み、好きな場所にドラッグ&ドロップで配置するだけでコンテンツをつくることができます。

  • インタラクティブサイネージも手軽に作成

    配置した素材に対してリンク先のコンテンツを設定していくだけで、簡単にタッチで画面が切り替わるインタラクティブなサイネージコンテンツが完成します。

  • 柔軟なスケジュール設定

    15分間隔で細かく時間割を設定したり、曜日ごと、日付ごとに異なるコンテンツを放映したり、柔軟なスケジュール設定機能でお客様のご要望を実現します。

  • 緊急時など、1クリックで
    放映コンテンツを差替可能

    1クリックでコンテンツを瞬時に切り替えることができます※。緊急時など急ぎのときに有効な機能です。

    ※切り替えるコンテンツは事前に設定しておく必要があります。

お問い合わせ

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