新潟県 燕市役所の情報発信に、
エレコムのデジタルサイネージシステム
「掲示板NEXT」が貢献!


- 導入レポート
燕市役所 様 - 新潟県のほぼ中央、新潟市と長岡市の間に位置する燕市。
市域の約50%が農地である一方、洋食器製造をはじめとするものづくりの町としての側面をあわせ持つ町だ。 この度、燕市役所様では庁内DX化の一環として、エレコムのデジタルサイネージシステム「掲示板NEXT」を導入いただいた。
そのご採用のポイントや、運用方法などについてうかがった。
利用者の利便性を高めるため、DXを推進する燕市
上越新幹線「燕三条(つばめさんじょう)駅」から、車で約15分。霊峰としても知られる弥彦山を背景に広がる農地の中、燕市役所の近代的な庁舎が建っている。
燕市役所様では、市民の利便性を高めるため「書かない窓口」を目指し、マイナンバーカードを利用することで証明書や謄本などの発行をデジタル化するなど、DXに取り組んでこられた。今回のデジタルサイネージ導入も、その一環であるという。
エントランスに設置された2台のディスプレイと、タッチパネルディスプレイ。
デジタルサイネージが設置されているエントランスホール。燕市の産業に関する展示もある。
案内の立て看板やノボリが通行の妨げに
デジタルサイネージ導入前は、市庁舎1階のエントランスホールに、窓口案内の立て看板やイベントのノボリが多く立てられていたという。
「通行の妨げになるなと感じていました」と振り返るのは、総務部用地管財課の海津氏だ。この課題を解決するために、他の自治体での利用実態も参考にしながら、デジタルサイネージの導入を決められた。
「掲示板NEXT」の使い勝手やコスト、機能面を評価
インターネットなどでデジタルサイネージについての情報を調べる中、エレコムの「掲示板NEXT」について注目していたと言う海津氏。
「直感的に使えそうだし、ほとんどすべての拡張子に対応しているので、いろんなコンテンツが扱えそうだという点、オンプレミス型のためランニングコストがかからない点などを評価していました」
最終的に入札を行い、イニシャルコストでも優位だった「掲示板NEXT」の採用となった。
「掲示板NEXT」
ご採用のポイント!
-
直感的に操作できそうなところ
-
対応している拡張子が多く、多彩なデジタル素材を配信可能
-
オンプレミス型のため、ランニングコストが不要
-
イニシャルコストも競合より安価
庁内がスッキリ片付くと同時に、情報発信力もアップ

市役所の奥側の出入り口にも、会議室案内のデジタルサイネージを設置。
エントランスのオープンスペースに進むと、目に入るのは案内用のタッチパネルディスプレイと、2台のディスプレイだ。タッチパネルでは、庁舎の施設案内や市のホームページを閲覧することができる。2台の壁付けのディスプレイでは、会議室案内や市からのさまざまな情報が発信されている。
「導入の日以降、看板やノボリは撤去してもらい、デジタルサイネージでの情報発信に一本化しました。おかげで、庁舎内もすっきりとした印象に変わりました」と語る海津氏。これまでは静止画のスライド表示や、紙のみの情報発信だったものが、動画などインパクトのあるコンテンツを配信することで、来庁者へのアピール度も増しているという。
動画やPowerPointなど、配信コンテンツが多彩に
燕市役所様では、コンテンツは担当部署が制作し、海津氏が所属する用地管財課でスケジュールを決めて配信されている。
「最初は、これまで紙で作っていたものを配信することが多いのかなと予想していましたが、PowerPointで作った動きのあるコンテンツが出てくるなど、職員のモチベーションも高まってきているようです」と海津氏。「県や警察などから依頼される、交通安全週間などの啓蒙動画も配信できるようになった」とコンテンツの広がりに満足いただいているようだ。
また、従来は窓口で掲示できなかったコンサートやイベントに関する告知も、デジタルサイネージならOKになったため、より幅広い情報提供ができる点もメリットだという。
イベント会場での利用など、より広い用途での活用を期待

ディスプレイを背合わせ設置したデジタルサイネージ。移動可能なため、イベントでの利用も期待される。
今後は、イベントなどにも活用していきたいと語る海津氏。2台のディスプレイを背合わせ設置したデジタルサイネージも導入されたので、庁内で開催するイベントなどにも積極的に活用してもらえるよう、使い方を紹介していきたいという。
「例えば、イベント会場の入り口にウェルカムボードのようにして立てて、表面は"いらっしゃいませ"裏面は"ご来場ありがとうございました"と表示するといった使い方ですね。あとは、確定申告などの時の、順番待ちの表示などにも使えるんじゃないかと思います。もっと事例が増えれば、触発される人も出てくると思うので、アイデアをどんどん出していって欲しいですね」
DXを推進することで、市民の皆さんへの利便性向上を追求する燕市役所様。エレコムのデジタルサイネージが、これからもコミュニケーションツールとして活躍していくことだろう。
取材にご対応いただいた方
- 燕市総務部
用地管財課 管材係 主事
海津 柚衣 氏

燕市
燕市は国内有数の「ものづくり」のまちで、スプーンやフォークなど洋食器の製造は、日本国内シェアの9割以上を誇っています。その実力は確かで、ノーベル賞受賞者の晩餐会でも燕市の企業のものが使われているほどです。
ホームページ : https://www.city.tsubame.niigata.jp/
ご採用機器
-
掲示板NEXT用STB
Androidモデル(有線/無線)
LB-HMB545-KN