導入レポート(デジタルサイネージ) - 株式会社大林組 九州支店 様

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オフィス移転にあわせ、
エレコムのデジタルサイネージを導入。
新しい働き方を支える情報発信基盤に!

導入レポート
株式会社大林組 九州支店 様
2025年5月、大林組九州支店様は50年以上使用した旧オフィスから、福岡市・天神の新オフィスへ移転された。
移転に際し、「エンジョイ オフィス」をコンセプトに掲げ、コミュニケーションの活性化やペーパーレス化を推進。
その中で重要な役割を担うのが、エレコムのデジタルサイネージ「掲示板NEXT」である。
真新しいオフィスを訪れ、今回の導入の経緯や運用方法などについてうかがった。

スーパーゼネコンの一角、大林組九州支店様が
福岡・天神の新オフィスに移転

大林組九州支店様の旧オフィスは1970年竣工の建物で、フロア中央に柱があり、固定席が並ぶ、いわゆる「昭和の事務所」だったそうだ。壁には各種掲示物が貼られ、ICT推進や新しい働き方への対応にも限界があったという。

移転にあたり、各部門から代表者が集められプロジェクトチームを結成。さまざまな議論の末、掲げられたコンセプトは「〇JOY 〇〇〇FFICE(エンジョイ オフィス)」。人と人との「縁」を重視し、快適で創造的なコミュニケーションを生む空間を目指すことになった。その後、プロジェクトチームと施工業者のウチダシステムズが中心となりプランニングが進められ、新オフィスは「働きやすさ」と「交流」を両立する空間へと生まれ変わった。

新オフィスのコンセプト
「〇JOY 〇〇〇FFICE(エンジョイ オフィス)」

このコンセプトには、部門の垣根を越えて社員同士がつながり円となること、すべてのステークホルダーとつながり縁を結ぶこと、働くを楽しむオフィスを演出することという3つの意味が込められている。

紙の掲示物を一掃するため、掲示板NEXTを導入

移転プロジェクトにおける課題の一つが、掲示物の多さの解決だったという。

「旧オフィスでは安全ポスターや各種月間の告知などが壁の空きスペースに次々と貼られ、管理が追いつかない状態でした。内容が古いままの掲示物も散見され、情報の信頼性や見栄えにも課題がありました」と振り返るのは、プロジェクトを担当された総務の岡部氏だ。

この問題を解消するためウチダシステムズから提案されたのが、エレコムのデジタルサイネージ「掲示板NEXT」だ。エントランスに1台、執務フロアに2台の計3台を設置し、ペーパーレス化と情報発信の効率化に役立てることにした。選定にあたっては「ランニングコストがかからないこと」「デモで操作性を確認できたこと」などが決め手となったという。

エントランスでは、来訪者向けに情報発信

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エントランスでは、50インチのモニターを設置。同社の取り組みを紹介している。

エントランスでは、来訪者に向けたコンセプトムービーなどを配信。以前はパソコンをHDMIケーブルで接続して運用したが、現在はワイヤレスで効率的にコンテンツを切り替えられるようになった。和を感じさせるスタイリッシュなスペースで、スマートな情報発信が行われている。

執務室の交流エリアでは、大型モニターが情報発信&共有に活躍

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執務フロアの中央には「アクティブスペース」と呼ばれる半円形の交流エリアがあり、ミーティングスペースやカフェコーナーとしても活用されている。ここに2台の掲示板NEXTが設置されている。

安全ポスターなど従来は紙で貼ってあった掲示物をスライドショー形式で表示しているほか、ミーティングの際はPC画面を共有するモニターとしても利用できる。

掲示板NEXTの日常的な運用は総務課が担い、眞榮田氏がコンテンツの登録・管理を担当。「最初は説明書を片手に試行錯誤しましたが、今で 掲示板NEXTの日常的な運用は総務課が担い、眞榮田氏がコンテンツの登録・管理を担当。「最初は説明書を片手に試行錯誤しましたが、今ではようやく慣れました。いろんな部署から掲載依頼が来るようになり、反響を実感しています」と語る。掲示板に流す情報が増えたことで表示時間の調整や優先度の判断といった運用課題も出てきたそうだが、それだけ社内での注目度が高い証拠だといえるだろう。

オフィスの環境改善と情報共有に大きな効果を発揮

掲示板NEXTの導入により、壁面の掲示物は大幅に削減された。さらに、部門横断的な情報共有が進み、社員からは「自然と目に入る」「話題のきっかけになる」といった声が寄せられているという。

オフィス自体も従来の4フロアから2フロアに集約されたことで、部署を超えた顔の見える関係が生まれたが、掲示板NEXTは、そのコミュニケーションを補完する存在として機能している。岡部氏は「もともとそこにあったかのように自然に使われている」と手応えを感じておられる。

大林組九州支店様での
掲示板NEXT導入の効果

  • あふれていた掲示物の一掃
  • 情報発信の一元化と効率化
  • コミュニケーションの活性化
  • 来訪者へのPR強化

コミュニケーションツールとしてより幅広い情報発信につなげたい

岡部氏は「せっかくの仕組みなので、もっとコミュニケーションのきっかけとなるよう活用していきたい」と期待を寄せている。

「今後はプロジェクト進捗状況や竣工写真の共有、部署ごとのお知らせなど、タイムリーで多彩なコンテンツ発信を目指しています」と語る岡部氏。

新オフィスへの移転から始まった九州支店様のオフィス改革は、今後も働きやすさやコミュニケーション面で大きな発展をしていくだろう。掲示板NEXTが、その一助となることを期待したい。

取材にご対応いただいた方

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株式会社 大林組
九州支店 総務部総務課 主任
岡部 純也 氏
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総務部総務課
眞榮田 歌南 氏
株式会社 大林組

株式会社 大林組

1892年創業。国内はもちろん、海外でも数多くの大型建設プロジェクトを手がける日本を代表する総合建設会社。東京スカイツリーやエスコンフィールドHOKKAIDO、大阪・関西万博の大屋根リングなど、社会的に注目される建築物やインフラ整備にも参画。九州支店では、沖縄県を含めた8県のプロジェクトを担当している。

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2025.09.25