サービス付き高齢者向け住宅の
入居者の暮らしを支える
エレコムのWi-Fiソリューション


- 導入レポート
ゴールドエイジあま 様 - 愛知県西部にあり、名古屋市に隣接する、あま市は近年ベッドタウンとしても発展を続けているエリアだ。
この地に2022年オープンした「ゴールドエイジあま」様は、ゴールドエイジ株式会社様が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)である。
「ゴールドエイジあま」様を含め、全国50か所にあるゴールドエイジ株式会社様のサ高住では、全てエレコムのWi-Fiソリューションを導入いただいている。
その経緯や運用方法などについてうかがった。
わが家のように過ごせる高齢者向け住宅を展開
ゴールドエイジ株式会社様は、中部エリアを中心に、東北・関東甲信越・東海エリアでサービス付き高齢者向け住宅「ゴールドエイジ」を展開しておられる。
今回訪問した「ゴールドエイジあま」様は、2022年11月にオープンしたばかり。同社のサ高住に共通するのは、「住まいのように過ごせること」だという。
「私がスタッフに話すのは、介護サービスというものを誰も求めていないということなんです。誰でも一人で食事をしたいし、一人でトイレに行き、お風呂にも入りたい。それができないから私たちが支援をする。しかし、私たちは自分でできることはできるだけやっていただいて、できない部分だけを支援するように心がけています」と代表取締役社長の大原氏は語る。
落ち着いたカラーや素材が配された内装や外装は、いわゆる病院や介護施設のイメージからはほど遠い。「わが家で暮らすように過ごしていただきたい」との思いが、さまざまな空間づくりに反映されている。
ゆったりとした共有スペース。
機能的で、落ち着いたインテリアの居室。
くつろぎの応接スペース。
身体機能の回復を図る、デイサービスの機能訓練室。
入居者の介護記録をタブレット端末で入力

ペーパレス化が図れるうえ、入居者情報の共有にも役立つタブレット端末を導入。
エレコムのWi-Fiソリューションを導入いただいているゴールドエイジあま様では、業務用途でWi-Fiを活用されている。
「介護記録については、以前は紙による記録をしていましたが、現在はタブレット端末を使っています」と語るのはスーパーバイザーの大上氏だ。
「メニューを選んでタッチするだけで誰でも簡単に使えますし、全館Wi-Fiが通じているので入居者様の様子を見ながら入力できます。病歴などの個人の情報にもすぐにアクセスできることも大きい」と言う。ちなみにソフトは自社開発のものだ。
さらに、ゴールドエイジあま様では、居室の一部のベッドに見守りセンサーを試験導入されており、その情報もWi-Fiを通じて共有される。
「このシステムは、入居者のベッドでの体動や呼吸状態などを検知するもので、一人ひとりの様子が事務所のパソコンで確認できます。眠っているのか、座っているのか、離床したのかもひと目でわかります。もし脈拍や呼吸に異常があれば、アラームを鳴らして教えてくれる設定もできます。このアラームはタブレットにも届きますので、より素早い対応が可能になります」と館長の安田氏はそのメリットについて語った。
無料現地調査を実施する信頼感からエレコムを選択
Wi-Fiの導入にあたっては、当然のことながらいくつかのメーカーを検討されたという。
「正直なところ、価格だけで比べると安いところは他にもありました。しかし、現地調査を無料で実施すると明言していたのは、エレコムさんだけだったと思います。他は、有償であったり、図面を見て配置場所を決めたりというやり方でしたね。やはり専門家が現地調査をして、全ての居室をカバーできるように設置工事をしてくれることに安心感がありました。当館では見守りセンサーを導入していることもあり、万が一にもWi-Fi電波が届かないことがあってはならないので」と大上氏は振り返る。
コミュニティスペース(食堂)に導入された無線アクセスポイント。
居室には、廊下に設置された無線アクセスポイントを通じてWi-Fi電波が届けられる。
今後も全館Wi-FiをベースにICTによる業務効率化を追求
現在は、タブレット端末による介護記録の入力と、見守りセンサーの情報伝達に用いられているエレコムのWi-Fiソリューション。今後もより進んだ活用を考えておられる。
「ご存知の通り、介護業界では人手不足が深刻です。ICTの導入でさらなる仕事の効率化やスタッフの適正配置などを図っていく必要があります。当社では、館長らが中心になりICTプロジェクトのような形で展示会などの情報を共有して検討を進めています。今後もAIを活用したものやネットワークカメラ、センサーを使ったものなど、いろんなソリューションが出てくるでしょう。どれを使っていくにしても、しっかりと現地調査をしていただいた、信頼できるWi-Fiを導入していることは安心ですね」(大原社長)
取材にご対応いただいた方
- ゴールドエイジ株式会社
代表取締役社長
大原 康博 氏
- スーパーバイザー
大上 尚幸 氏
- ゴールドエイジあま
館長
安田 恵美 氏

ゴールドエイジ株式会社
社名には、「シルバー」と呼ばれる高齢者世代が、より生き生きと暮らせる「ゴールドエイジ」を実現させたいという思いが込められている。同社では、『高齢者が尊敬され大切にされる日本の社会をつくる』をミッションに掲げ、高齢者の住宅と介護サービスの仕事を通じて、高齢者自身とその家族が安心して快適に生活できる住環境とサービスを提供している。
企業ホームページ
https://goldage.co.jp/
ゴールドエイジあまホームページ
https://goldage.co.jp/gold-age/ama
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