設定事例集

設定事例集 | 法人向け アクセスポイント 基本項目の設定

法人様向けアクセスポイントの設定事例をご紹介します。

構成図・条件

設定条件

無線アクセスポイントと設定用パソコンが通信できること
※無線アクセスポイントはWAB-I1750-PSを例に説明します。
設定用パソコンでWebブラウザが使えること

対象製品

WAB-I1750-PS
ファームウェアバージョン:Ver.1.4.17
WAB-S1167-PS
ファームウェアバージョン:Ver.1.4.17
WAB-S600-PS(11ac対応ファームウェア適用)
ファームウェアバージョン:Ver.1.0.3
WAB-S600-PS
ファームウェアバージョン:Ver.1.0.3

設定の流れ

STEP1

  • 事前準備
  • <IPアドレス設定(クライアントパソコン側)>
     ・管理コンソール(WebUI) へのログイン
  • 管理セグメント向けのIPアドレスをクライアントパソコンに設定します。
    無線アクセスポイントと管理ツールが別ネットワークにある場合、無線アクセスポイントのIPアドレスを手動で設定しておく必要があります。

1本製品と設定用パソコンを接続します。
  • 本製品のPSE(OUT)Etherポートと、本製品の設定に使用するパソコンをLANケーブルで接続します。
  • 本製品のPD(IN)EtherポートとPoE給電機器をLANケーブルで接続します。本製品に電源が供給されます。

2設定用パソコンのネットワークを設定します。
  • 本製品の設定用パソコンのネットワークを次のように設定します。
    • ・固定IPアドレスで接続するため、本製品を他のネットワークに接続しないでください。
      ・本製品はDHCPサーバーからIPアドレスを取得していない場合、IPアドレスが「192.168.3.1」に設定されます。
      ・本製品の無線機能とIPアドレスの工場出荷時の設定値は、次のとおりです。

3本製品と設定用パソコンが正しく接続されたかを確認します。

本製品のPWR/PD、LINK PSE(OUT) 、 LINK PD(IN)、PWRの各 LEDが緑色に点灯(または点滅)していることを確認します。

STEP2

※法人向けアクセスポイント管理ツールWAB-MATで管理する場合は、必ず以下の設定を行ってください。

管理画面 > 「ツールボックス」 > 管理者

  • <基本設定>
    機器の名称とSNMP設定の確認をします。
    WAB-MATで管理するときは、設定項目の〔管理プロトコル〕〔SNMPバージョン〕〔SNMP取得コミュニティ〕〔SNMP設定コミュニティ〕がデフォルト値(既定値)になっている必要があります。
  • 製品名(装置名)を設定します。(初期値: 「WAB」+有線LANのMACアドレス)
    ・半角英数字および「-」で1 ~ 32 文字の範囲で設定します。
    ・「-」は製品名の先頭または末尾に設定できません。
    ・空欄は設定できません。
  • 管理ツールを使用するときは、この部分がデフォルト値であることを確認します。
    ・管理プロトコル: SNMPにを入れる。
    ・SNMPバージョン: v1/v2c
    ・SNMP取得コミュニティ: public
    ・SNMP設定コミュニティ: private

以上で設定は完了です。