ウィルス「WelcomB」と当社テンキー「TK-LUS」「TK-LUSSV」「TK-LUSM」に  
    関するFAQ    

更新日 2000/02/10



ウィルス「WelcomB」と当社テンキー「TK-LUS」「TK-LUSSV」「TK-LUSM」に関する典型的な質問と それに対する回答を公開しています。



Question インストールすると必ずウィルスに感染するのですか?

Question ウィルスはどこに感染しますか?

Question ウィルスはいつ感染しますか?

Question すべてのドライバフロッピーが感染しているのですか?

Question ドライバをアンインストールすればウィルスは除去できますか?

Question 感染したパソコンからフロッピーに再感染しますか?

Question ネットワーク経由で感染しますか?

Question ウィルスはどのような被害をもたらしますか?

Question ウィルスは試用版のワクチンソフトで駆除できますか?

Question デバイスマネージャに「マスタブートレコードが変更されています」と 「このシステムはは最適なパフォーマンスが実現できるように設定されています」の 両方が出ているのですが、このマシンはウィルスに感染しているのでしょうか?

Question TK-LUSMSV添付のフロッピーディスクにはこのウィルスが感染している恐れはありますか?


Question インストールすると必ずウィルスに感染するのですか?


Answer インストールではウィルスは絶対に感染しません。
後述の通り、FDDからHDDへの感染はフロッピーからのブート時に限られます。
本ドライバは再起動を必要としないドライバですので、インストール作業そのものでは 「WelcomB」は感染しないのです。



Question ウィルスはどこに感染しますか?


Answer フロッピーのブートセクタ、ハードディスクのマスターブートレコードに感染します。
これらはハードディスクやフロッピーをパソコンが読み出すとき、一番最初に参照する部分です。
ファイルではなく、フロッピーやハードディスクそのものに感染するので、 感染されていないファイルを上書きしてウィルスを消去することは出来ません。 かならずここに記載されている方法を使用してください。



Question ウィルスはいつ感染しますか?


Answer フロッピーからハードディスクへは、ドライバフロッピーを挿入した状態で、 FDDから起動しようとすると感染します。
よって、上記の通り、通常のインストール手順では感染しません。
ハードディスクからフロッピーへは、Safe ModeやCommand Prompt Onlyで起動した状態や、MS-DOSプロンプトで再起動した場合、ライトプロテクトされていない状態でアクセスすると(ディレクトリを参照しただけでも)フロッピーに感染します。

Windows98が正常に起動した後は、ファイルの読み、書き、フォーマットのいずれの作業においても ウィルスは感染しません。
また、Windows98通常起動状態でのMS-DOSプロンプト(いわゆる「DOS窓」)上でのファイルの読み,書き、フォーマットでも感染しません。



Question すべてのドライバフロッピーが感染しているのですか?


Answer 感染しているものとしていないものがありますが、外見だけでは判別できません。
フロッピーに感染しているかどうかは、ワクチンソフトを使用するか、 Windows98が正常動作するパソコンで 「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」をお使い頂くことで確認できます。
→「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」ダウンロード
→(参考)ワクチンソフトを使用せずに、フロッピーに「WelcomB」が感染しているかどうかを 簡易的に調べる方法



Question ドライバをアンインストールすればウィルスは除去できますか?


Answer できません。
上述のように、「WelcomB」はブートセクタやマスターブートレコードに感染するものです。
ファイルに感染するものではありません。
よって、ファイルのアンインストールでウィルスを除去することは出来ません。



Question 感染したパソコンからフロッピーに再感染しますか?


Answer 限定された条件でのみ感染します。
上記の通り、感染したHDDからWindows98を通常通り立ち上げてFDDにアクセスしても
(アクセス、読み書き、フォーマットのすべてで)FDDに再感染しません。
また、Windows98上のDOSプロンプトでも再感染しません。

感染したHDDで、起動時のBoot MenuでSafe ModeもしくはCommand Prompt Onlyを選択して、 コマンドラインで起動し、ライトプロテクトされていない他のフロッピーに アクセスした場合、及びMS-DOSプロンプトで再起動した場合のみ、 (ディレクトリを参照しただけでも)フロッピーに感染します。



Question ネットワーク経由で感染しますか?


Answer 感染しません。
ファイルに感染するウィルスではないので、ファイルの授受では感染しません。
また、Windows98の通常起動時では感染しないので、 共有ドライブへのアクセスでも感染しません。
また、e-mailでも感染しません。



Question ウィルスはどのような被害をもたらしますか?


Answer 直接的な破壊活動はしませんが、OSやワクチンソフトに関連したいくつかの不具合があります。ウィルスを除去することでほとんどの場合修復できます。
→不具合の詳細



Question ウィルスは試用版のワクチンソフトで除去できますか?


Answer いくつかのもので除去出来ることを確認しています。
→各社ワクチンソフトでの検出、除去確認状況:当社調べ
→各社ワクチンソフト試用版ダウンロードページへのリンク



Question デバイスマネージャに「マスタブートレコードが変更されています」と 「このシステムはは最適なパフォーマンスが実現できるように設定されています」の 両方が出ているのですが、このマシンはウィルスに感染しているのでしょうか?


Answer 「WelcomB」には感染していませんが、 他の原因でマスタブートレコードが書き換えられている可能性があります。
もし、もうひとつの識別ポイント、 「互換モードでページングを行うと、全体的なシステムパフォーマンスが低下します。」の 表示が無ければ、 マスタブートレコードを書き換えたのが「WelcomB」ではないらしいことはわかります。
(この表示は「このシステムはは最適なパフォーマンスが実現できるように設定されています」とは 排他的に表示されます。)
しかし、原因が他のソフトウェアなのか、また他のウィルスが当社フロッピー以外の他の経路から 入ってきたためか判断できません。

ともかくも、もっとも確実な保守法は、市販のワクチンソフトを導入することです。
当社「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」は、 Windows98のマスタブートレコードの監視機能を利用しているので、 「WelcomB」以外のソフトウェアやウィルスによるマスタブートレコードの書き換えを 特定することができません。
市販のワクチンソフトは、あらゆるウィルスに関する情報を持っていますから、 ワクチンソフトで検出を試みて何も異常が無ければ、 マスタブートレコードを書き換えているのは少なくともウィルスではないことがわかります。

状況の判断が難しい場合は当社総合インフォメーションセンターまでご連絡ください。



Question TK-LUSMSV添付のフロッピーディスクにはこのウィルスが感染している恐れはありますか?


Answer 「WelcomB」に感染している恐れはありません。
TK-LUSMSVについては、初回出荷段階で対策済みのドライバを同梱しておりますので、 「WelcomB」に感染したフロッピーディスクが混入している恐れはありません。


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