更新日 98/12/25
ここでは、お手持ちのフロッピー、ハードディスクが「WelcomB」に
感染しているかどうかのチェック、及び感染していた場合の除去の方法を記載しています。
注意：WindowsNTやシステムコマンダーなどを使用したマルチブート環境でお使いのお客様には以下の手順は該当しない場合がありますので、別途当社までご連絡ください。
（マルチブートの実現のためにMBRを書き換えているため）
まず、ワクチンソフトの指示にしたがって「WelcomB」をハードディスクから除去してください。
その後、ワクチンソフトを利用して、当該製品ドライバディスクを含むお手持ちのフロッピーを
チェックしてください。
ウィルスを除去したフロッピーにはスキャンディスクをかけて修復してください。
●予想される環境
・Norton AntiVirus4.0がインストールされており、
起動時の状態やメモリ常駐型ウィルスを監視しています。
●予想される症例
WelcomBに感染していますが、
被害の拡大を防ぐため、Norton AntiVirus4.0が「WelcomB」を検出してブートを停止させています。
●最適と思われる対処法
上記内容を確認するために、Command Prompt Onlyで起動してください。
上記内容に間違いが無ければ、その旨が画面に表示されます。
画面の指示に従い、救済ディスクから起動し、ハードディスクからウィルスを除去してください。
その後、ウィルスを除去したハードディスクでパソコンを起動し、
ドライバディスクを含むお手持ちのフロッピーディスクをワクチンソフトでチェックしてください。
ウィルスを除去したフロッピーにはスキャンディスクをかけて修復してください。
●予想される環境
・Windows98の起動が32ビットドライバしかないデバイスに依存している
●予想される症例
WelcomBに感染している可能性があります。
通常は「WelcomB」に感染してもWindows98は起動可能ですが、一部のマシンでシステムフリーズが起こる現象が確認されています。
この症状も「WelcomB」を除去することで復旧できます。
●最適と思われる対処法
まず、Command Prompt Onlyで起動し、手作業でハードディスクからウィルスを削除してください。
→「WelcomB」を手作業でハードディスクから除去する方法
ハードディスクから「WelcomB」を除去できればWindows98が通常通り起動できます。
お手持ちのワクチンソフト、もしくは当社「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」を使用し、ドライバディスクを含むお手持ちのフロッピーディスクをワクチンソフトでチェックしてください。
ウィルスを除去したフロッピーにはスキャンディスクをかけて修復してください。
→「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」ダウンロード
上記処置を行ってもWindows98が起動直後に止まってしまう場合、ウィルス以外の原因で起動が止まってしまうと考えられます。
●予想される環境
なにもワクチンソフトがインストールされていない、
もしくはインストールされていても監視がアクティブになっていない
（McAfee VirusScanのプリインストール版の一部など）
●予想される症状
WelcomBに感染しています。
●最適と思われる対処法
お手持ちのワクチンソフト、もしくは当社「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」を使用し、ドライバディスクを含むお手持ちのフロッピーディスクをワクチンソフトでチェックしてください。
ウィルスを除去したフロッピーにはスキャンディスクをかけて修復してください。
→「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」ダウンロード
●最適と思われる対処法
Windows98を通常通り起動し、「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」でハードディスクとドライバフロッピーを含むお手持ちのフロッピーを検査してください。
「WelcomB」が発見されなければお客様の環境には「WelcomB」は感染していませんので安心してお使い頂けます。
「WelcomB」が発見された場合はこのツールで除去出来ます。
ウィルスを除去したフロッピーにはスキャンディスクをかけて修復してください。
→「WelcomB(buptboot)用ウィルス検査・除去ウィザード」ダウンロード