
【ユニコントロールズ株式会社 新潟工場 様】
ペーパレス化を進める企業の工場内に無線AP(アクセスポイント)を設置。
初期調査から取付工事までトータルにサポート。
ペーパレス化を進める企業の工場内に無線AP(アクセスポイント)を設置。
初期調査から取付工事までトータルにサポート。
ユニコントロールズ株式会社様では、1976年の創業以来、液体の定量吐出および関連エンジニアリング事業に取り組んでこられた。
そのなかにあって、新潟県燕(つばめ)市にある新潟工場様では、液体材料を加圧するためのステンレスタンクを製造されている。
今回、工場建屋内にエレコム製無線アクセスポイント(以下無線AP)を導入いただき、初期調査から設置工事までエレコムがトータルにサポートした。
その経緯や運用の状況などについて、ユニコントロールズ新潟工場 工場長様と管理部課長様にお話を伺った。

米づくりと金属加工の町 -新潟県燕(つばめ)市-
新潟県のほぼ中央に位置する燕市は、江戸時代より金属加工で知られ、現在では洋食器の生産では世界的なシェアを誇る工業都市である。人気テレビドラマ『下町ロケット』第2弾のロケ地の一つにも選ばれ、佃製作所を支える鬼の経理・殿村部長の実家が燕市の米農家という設定で、広大な田園風景をはじめ、市内各所にて撮影が行われた。
ステンレスタンクの製造工場でペーパレス化のためiPadを導入
穀倉地帯であると同時に、金属加工会社の工場も数多くある新潟県燕市。ユニコントロールズ株式会社新潟工場様は、市内の工業団地の中に工場を構えておられる。ここで生産されるのはステンレスタンクで、ユーザーは医薬・食品・化粧品・電池・半導体・プラント業界まで、実に幅広い。その用途もさまざまで、生産するタンクの半分ほどが特注品だという。

顧客のニーズに応じてオプション部品を取り付けた特注品が約半数になるという。
顧客が求めるステンレスタンクを設計担当者が設計し、製造部門がその図面通りにつくっていくのだが、オプション部品も多いため「一品一様」のものづくりが展開される。この時、製造担当者が参照する図面は1つの製品につき多い時は10枚にものぼるという。この図面の管理が大変だと管理部課長様は言う。
「製品図面は品質保証上、長年にわたって保管しておく必要があるので、ものすごい量になっています。そのスペースを確保するのも大変なので、ペーパレス化を図ろうと約1年前からiPadを25台導入して、図面をPDFデータでやりとりすることにしました」
製造担当者は、工程の中で何度か寸法や仕様の確認をするが、その時に図面に赤ペンで検査をした印を入れるというルールになっている。この図面をデジタルデータ化できれば、スペースを大幅に削減できるほか、過去の図面を参照する場合などの検索性も向上させることができる。
-
- 製造過程でパーツの寸法を細かく測定し、正しければスタイラスペンでPDF図面にチェックを入れる。
自社で導入したルーターでは電波が届きにくい事案が発生

ユニコントロールズ新潟工場様では、iPad導入と同時に4台の無線LANアクセスポイントを購入され、工場内に設置された。ただ、約700坪ある広い工場内であるためか、使う場所によっては電波が届きにくい事案が次々に発生して作業に支障が出ていたのだという。
「私たちは無線LANに関する専門知識もありませんから、どうすれば問題が解決できるか専門家にお願いしたかったのです。そこでネット検索してみたところ、無線APメーカーであるエレコムさん自身が初期調査から設置工事までやってくれるということを知り、すぐに連絡しました(管理部課長様)」
初期調査から機種提案、設置までトータルに対応
さっそく、エレコムの担当者が工場を訪れて概要を把握し、後日専門の技術者が無線APの実機を持って再訪問し、仮設置しながら通信速度をチェック。最適な機種と台数および設置場所を決定した。
取付工事もエレコムが担当し、無事に完了。「できるだけ早く設置してほしい」というご要望にも応えることができた。
「導入後はつながらないということがほぼなくなり、業務も順調にはかどっています。業務用で無線LANを導入する際は、やはりプロにお任せするべきだと実感しました。エレコムさんには、納期や予算についても無理を聞いていいただきとても助かりました」と工場長様は振り返る。
- 工場内の要所に設置された無線AP。実機を使った調査を実施したため、回線が途切れることはほぼ無くなった。
今後は他工場でもペーパレス化を推進
製品図面のペーパレス化を本格的に推進しておられる、ユニコントロールズ新潟工場様。当然、他の製造拠点でも同様の問題を抱えている。
「当社は浦安本社にも工場がありますので、そこでもペーパレス化を徐々に進めたいと考えています(工場長様)」と、今回の成功事例の水平展開を考えておられる。
大量に管理しなければならなかった図面を、デジタルデータにすることで省スペース化と検索性を高めていこうとされているユニコントロールズ様。そのスムーズな運用に不可欠な無線LAN環境を、エレコムの技術が支えている。
ユニコントロールズ株式会社様
1976年の創業以来、小型・中型の圧力容器(ステンレスタンク)に特化した専門的な技術とノウハウを持つユニコントロールズ株式会社様。 加圧容器・真空容器をはじめ、液体材料を制御するためのバルブや精密供給を行うためのプランジャーポンプ、ディスペンサーなど、製品領域の幅広さは業界トップクラスを誇る。

ユニコントロールズ株式会社ホームページ
https://www.unicontrols.co.jp/
ご採用機器
-
- 法人向け11ac対応
無線アクセスポイント インテリモデル -
WAB-M2133
- ●接続端末間の動画再生やデータダウンロード時間のばらつきを抑える「平等通信機能」搭載
- ●MU-MIMOやビームフォーミング対応で、学校だけでなくオフィス利用でも多台数同時接続時に安定した通信を実現
- ●PoEパススルー機能搭載
- 法人向け11ac対応
-
- 法人向け11ac対応
無線アクセスポイントインテリモデル -
WAB-I1750-PS
- ●セキュリティカバーを標準で装備し、露出部に設置したときのイタズラを防止可能
- ●11ac使用時は、最大1300Mbpsの超高速モデル
- ●PoEパススルー機能搭載
- 法人向け11ac対応
-
- 1000BASE-T対応 PoEスイッチングハブ
-
EHB-UG2B05-PL
- ●IEEE802.3at規格(PoE+)対応の高出力PoE給電に対応
- ●動作時環境温度50℃対応
- ●オールギガスイッチ
ご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
ご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!製品に関する技術的なお問い合せに関しましては、下記リンクからお問い合わせください。