2023年6月に発売した、手にも暮らしにも馴染むワイヤレスマウス「SHELLPHA(シェルファ)」。今回は、本製品の開発担当者に開発中の苦労や、製品に込めた想いについてインタビューしました。

<シェルファ開発メンバー>
貝がらをモチーフにしたやわらかなデザインと高い機能性を持つマウス
本製品は、貝がらが持つやわらかな丸みと自然な色彩をモチーフに、木材や白壁などのインテリアにも調和するマウスを目指して開発されました。デザイン性だけではなく、クリック時にカチカチ音がしない静音設計や、長時間の使用でも手が疲れにくいエルゴノミクス設計(※)を採用し、機能性にも優れた製品です。
※人間工学に基づき、人がより自然に無理なく効率的に扱えるよう最適化された設計を指します。
製品名の「SHELLPHA(シェルファ)」は、貝がらを意味する「Shell」に、「小さくても新しい価値を提供したい」という想いを込めた「+α」を掛け合わせ、名付けました。

仕事場はオフィスだけではない。お家でも使いたくなるマウスを求め開発をスタート
コロナ禍以降、仕事のスタイルは大きく変化し、オフィスワークとテレワークを組み合わせたハイブリッドワークが拡大しました。オフィスだけでなく自宅で仕事をする機会が増えたことで、マウスに求められる価値も変化しました。そこで、マウスに求められる操作性を備えながら、部屋に置いてもインテリアから浮かず、居住空間に調和するマウスが必要ではないかと考え、開発をスタートしました。

独自性とトレンドの掛け合わせ
長年マウスを開発している当社のノウハウを活かしつつ、トレンドのデザインを掛け合わせることで、ユーザーが自然と手に取りたくなるような、現代人の暮らしと手にフィットするマウスを目指しました。本製品は手にフィットし、長時間使用しても疲れにくいエルゴノミクス形状を採用しています。また、カチカチとクリック音がしない静音スイッチを搭載し、カフェなどの環境で作業する際に音が気になりにくい、周囲に配慮した性能を備えています。

デザインを製品に落とし込むまで
従来のエルゴノミクスを採用したマウスは、本体上部のパーツが2つに分かれているものがほとんどでしたが、自宅のデスクやインテリアへのノイズを抑え、調和するデザインにするため、つなぎ目が少なく丸みを帯びた独特な形状を採用しました。そのため、デザインを起こしてから製品に落とし込むまでに何度も試作を繰り返しました。

豊富なラインアップで老若男女問わず使える
本シリーズは、3ボタン、5ボタン、5ボタン+チルトの3種類、4色のカラーバリエーションをラインアップ。2.4GHz無線タイプとBluetooth(R)の2つの接続方式から、お手持ちの機器に合わせて選ぶことができます。余計な機能がなくシンプルに操作したい方、作業の効率性を求める方など、すべての方に自分に合う製品を選んでいただけるように様々な種類を取り揃えました。「老若男女問わず、このマウスをいいなと思っていただけた方に使っていいただきたい。」という開発担当の想いが込められています。

2023年グッドデザイン賞を受賞
本シリーズは居住空間との調和をとことん追求したデザインが評価され、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

エレコムグループは、今まで、そしてこれからも、より良き製品・サービス・ソリューション、より良き会社、より良き社会を追求しつづけます。