ご家庭で安全にインターネットを利用するために

-Wi-Fiルーターに適切なセキュリティ対策を-
この記事をSNSで共有しませんか?

インターネットは私たちの生活に欠かせないものとなり、その入り口となるWi-Fiルーターの重要性はますます高まっています。しかし、便利さの裏には常にセキュリティリスクが潜んでいます。ここでは、ご家庭でWi-Fiルーターをより安全にお使いいただくための重要な提案をご紹介します。日々進化するインターネットの世界で、ご自身とご家族を守るためのセキュリティ対策について、わかりやすく解説していきます。

提案1:最新ファームウェアでの運用

Wi-Fiルーターは、私たちの日常生活に欠かせない重要な機器です。しかし、一度設置すると、そのまま長期間使い続けることが多いのが現状です。しかし、インターネットの世界は日々進化しており、新たなセキュリティ脅威も次々と現れています。
実は、Wi-Fiルーターには「ファームウェア」と呼ばれるソフトウェアが搭載されており、これを最新の状態に保つことが非常に重要なのです。

ファームウェアとは

Wi-Fiルーターの動作を制御するソフトウェアのことで、定期的に更新されています。これらの更新には、新たに発見されたセキュリティの脆弱性に対する修正や、性能の向上が含まれている場合があります。
常にファームウェアを最新に保つためには、「ファームウェア自動更新機能」対応製品を使用し手間なく最新の状態を保ちましょう。
当社のWi-Fiルーターでは、この「ファームウェア自動更新機能」に対応しいます。性能向上やセキュリティ強化のためのファームウェアが公開されると、自動的に更新されるため、常に最新の状態でご利用いただけます。

無線LANルーター・中継器のセキュリティ向上のためのファームウェアアップデート実施のお知らせ

■ 脆弱性問題に関する更新プログラムの提供について

ユーザー様の安全を脅かす脆弱性問題につきましては、重大な脆弱性課題が見つかった際には、本体の保証期間とは別に、可能な限り対策を講じてまいります。ただし、製品やオペレーティングシステム等のサポート終了などの諸事情により、打ち切らざるを得ない場合もあり得ますのでご了承をお願いいたします。
長期間Wi-Fiルーターをご利用のユーザー様におかれましては、 極力新しいWi-Fiルーターに買い替えて頂くことをお勧めいたします。

無線LANルーターなど一部のネットワーク製品における代替製品への切り替えのお願い

ネットワーク製品・NAS製品のサポート期間について

提案2:より安全なものにパスワード設定

Wi-Fiルーターのセキュリティを確保する上で、パスワードの設定は非常に重要です。長期間使用しているWi-Fiルーターではルーターの設定画面にアクセスするパスワードが初期設定では簡単なものであったり、すべての製品で共通のものが使用されていたりします。これは、外部からの不正アクセスのリスクを高めることになります。

あらかじめ個別のパスワードが設定されている製品を使用する

当社のWi-Fiルーターでは、ルーターの設定画面にアクセスするパスワードを出荷時から製品ごとに、ランダムなパスワードが設定されています。これらの製品を選ぶことで、手間なくより高いセキュリティを確保することができます。また、ご自身でも改めてパスワードを設定することも可能です。

ルーター 管理画面のユーザー名とパスワードの変更方法の一覧

提案3:買い替えをご検討ならこの一台!エレコムのDLPA推奨ルーター

DLPA推奨ルーターとは、ここまでご説明した「最新ファームウェアでの運用」、「より安全なものにパスワード設定」の機能を満たした製品です。当社では様々な利用環境に合わせてエントリーモデルからハイエンドモデルまで取り揃えています。

■ DLPAとは

当社のWi-DLPA(一般社団法人デジタルライフ推進協会/英語表記:Digital Life Promotion Association)は、デジタル技術の進歩により可能となる新たなデジタル技術の活用形態を「デジタルライフ」と位置付け、このデジタルライフにおける利用者の利便性を守り、その健全な発展に寄与することを目的に2010年(平成22年)2月1日に設立されました。
デジタルライフの普及促進及び啓発活動や、デジタルライフの実現に付随する基準、規格、ガイドラインの提案および意見表明などを行っています。

一般社団法人デジタルライフ推進協会/英語表記:Digital Life Promotion Association

Wi-Fi 6E / Wi-Fi 6