
- 概要
- 工場で業務用タブレットを導入することで、生産性をあげることができます。
工場で業務用タブレットを導入する際に気になる注意点や活用方法をご紹介します。
業務用タブレットの導入
業務用タブレットを工場で導入する際は、以下のような点に注意しましょう。
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セキュリティ対策
タブレットは、どこにでも気軽に持ち運びができるため、とても便利です。
しかし、どこにでも持ち運べるということは裏返せば、どこでも情報漏洩してしまうリスクがあるということです。- 資料の確認有効期限の設定
- 権限ごとに閲覧・編集できる内容を変更
- 外部アプリにタブレットからアクセスできないよう設定
など様々なセキュリティ対策をとる必要があります。
業務用タブレットを導入する際は、セキュリティ対策には十分に注意しましょう。
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防塵・防滴対策
工場で使うとなると、防塵・防滴の対策は必要です。
電子機器ですので、本来は塵にも水にも弱いものです。
ただ、工場で使うのに適した、防塵・防滴性能の高いものもあります。
また、専用のカバーも販売しているので、防塵・防滴性能に不安のあるタブレットを使用する場合はそういったカバーをつけて使用するようにしましょう。 -
オフラインでの使用ができるものを選ぶ
工場内のどこでも問題なく電波が使用できる場合は気にしなくても構いません。
ですが、工場では電波の入らないエリアがある場合もあります。
そういった場所でも問題なく使用できるように、オフラインでも使えるように工夫が必要です。
業務用タブレットの活用シーン

業務用タブレットを工場で導入することで、様々なシーンで活用することができます。
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マニュアルの閲覧
工場内の多くの人にとって、メリットを感じやすいのは、マニュアルの閲覧についてです。
工場では、多くのマニュアルが使用されています。
紙のマニュアルであれば汚れて見にくくなってしまったり、複数の資料がある場合、必要な資料を見つけるのに時間がかかってしまったりします。
タブレットであれば、すべての資料を収め、簡単に検索できるようにすることも可能になります。
資料はデータですので、汚れて見にくくなってしまうこともありません。 -
仕様書の変更
工場では仕様書の変更がたびたびおこなわれます。
業務用タブレットを活用していた場合には、データの変更を行いプッシュ通知するだけで全員に仕様書の変更・閲覧の依頼をすることができます。閲覧履歴が残るようにすることもできるので、漏れなく全員に仕様書の変更を伝えることができるでしょう。 何度仕様書の変更があったとしても、全員で漏れなく閲覧することができるので、大きなメリットがあります。
業務用タブレットのおすすめポイント

一商品大量生産から多品種大量生産に時代は移り変わっています。
こういった時代では、紙の資料よりも業務用タブレットの有用性が高まります。
多くのユーザーのニーズにこたえるための多品種少量生産。
それを実現するためには、多くのマニュアルや仕様書、作業指示書が必要になります。
そういった書類をきちんと管理し、現場の作業進捗を確認するためには、業務用タブレットが向いているのです。
このような作業はパソコンでもできますが、防塵性・持ち運びのしやすさなど様々な理由から、タブレットの使用がおすすめです。
業務用タブレットは、現在様々なシーンで活用されています。
今回は、特に工場ではどのようなシーンで活用されているのかをご説明しました。
業務用タブレットの工場での導入にあたっては、セキュリティや防塵・防滴などの様々な内容に注意する必要があります。
しかし、そのような点に注意すれば、導入することによるメリットはたくさんあるのです。