
- 概要
- 業務用タブレットを導入する職場は多くなってきています。
ペーパーレス化や情報の即時共有など、業務用タブレットの導入には多くのメリットがあります。
とはいえ、業務用タブレットの導入にはメリットしかないわけではありません。
業務用タブレットの導入時には、セキュリティ対策に注意しておく必要があります。
業務用タブレットの導入時に絶対に意識しておきたいセキュリティ対策について、こちらの記事ではご紹介します。
業務用タブレットが抱える情報漏洩リスク

業務用タブレットはその利便性と同時に、情報漏洩のリスクを抱えております。
自由に情報を持ち運ぶことができ、インターネットに接続できるからこその高い利便性と情報漏洩リスク。
この情報漏洩リスクを抑えるために、まずはどのようなリスクがあるのかを本記事で見ていきましょう。
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情報漏洩リスク1 紛失リスク
自由にどこにでも持ち運ぶことができるため、紛失してしまうリスクはつきまといます。
紙の資料でも紛失は大きな問題となることがありますが、業務用タブレットでは紙の資料より多くの情報を閲覧することができるため、より大きな問題になる可能性があります。
紛失や盗難によるリスクについて、十分に注意するようにしましょう。 -
情報漏洩リスク2 不正操作
社内システムに簡単にアクセスできる環境であるため、機密情報を社外に持ち出したり不正な利用をされてしまったりするリスクがあります。
多くの従業員が様々な情報にアクセスできてしまうため、不正操作による情報漏洩のリスクにも備えなければならないでしょう。 -
情報漏洩リスク3 インターネットを経由した情報漏洩
タブレットはインターネットにつながっているため、そこを介した情報漏洩のリスクもあります。
紙の資料のように現物の扱いに気を付けるだけでは防ぐことができない情報漏洩リスクがございます。
情報漏洩リスクを抑えるためのセキュリティ対策

このように業務用タブレットの導入にあたっては、様々な情報漏洩リスクがあります。
これら情報漏洩リスクに備えるために、セキュリティ対策は十分に行っておきましょう。
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セキュリティ対策1 管理体制の強化
どこにでも持ち運ぶことができる業務用タブレット。
だからこそ、持ち出しに制限をかける。
持ち出しをする際は、どこに持ち出すのかを記帳する。
それでも紛失してしまったときに備え、タブレット自体のセキュリティを強固にしておいたり、会社からロックをかけたりデータを消したりすることができるように対策をしておくようにしましょう。 -
セキュリティ対策2 アクセス制限、情報リテラシーの強化
従業員ごとに権限を設定し、アクセスできるデータの制限を設けましょう。
アクセス制限をかけておくことで、情報漏洩リスクをぐっと抑えることができます。
また、そのうえで各従業員の情報リテラシーを強化することも重要です。 -
セキュリティ対策3 情報漏洩対策ソリューションの導入
情報の暗号化、ウイルス対策など、情報漏洩に備える各種ソリューションを導入することも、セキュリティ対策としてはとても重要です。
様々なソリューションがあるので、自社にとって必要なものを選定するようにしましょう
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おわりに
業務用タブレット導入時に絶対に意識しておきたいセキュリティ対策についてご説明しました。
業務用タブレットは非常に便利なため、多くの企業が導入しています。
これから導入していこうと考えている企業も少なくありません。
これから業務用タブレットを導入していく際には、記事内でご紹介したようなセキュリティ対策に十分注意が必要です。
そうすることで、安心して業務用タブレットを活用していくことができるでしょう。