
- 概要
- 業務用タブレットを活用することによって、時間・手間のかかる「設備点検業務」の負担を減らすことができます。
今回は、業務用タブレットを使った工場での設備点検業務についてご紹介していきます。
工場での「設備点検業務」について

多くの工場内にはさまざまな機械が設置してあるかと思います。
しかし、経年劣化によってどうしても故障や修理が必要になってくる場合が多いです。
このような場合に機械が壊れてしまうとその場で生産が止まってしまい、工場の信用を落としてしまうこともあります。
そんなトラブルを未然に防ぐため、「設備点検業務」が必要になってくるのです。
そもそも「設備点検業務」とは、工場内の機械をきちんと正しく安全に稼働させるための点検、またそれに伴う修理を行う業務のことを指します。
機械の故障や不備を未然に防ぐことはもちろん、停止時間を設けて機械を休ませることにより、機械の寿命を長くもたせることにもつながります。
機械の点検業務を行っている際に故障した部分を見つけた場合は、可能な限り早めに修理を行うことが重要です。
また同時に故障している原因を正確に把握し、再発防止を行う必要もあります。
そのため、生産部門・保全部門間でのやり取りをよりこまめに行わなければならないのですが、このやり取りがスムーズに行えないこともあるという点が設備点検業務の厄介なポイントです。
業務用タブレット活用による設備点検業務

生産部門・保全部門を中心にすべての従業員の中で情報共有をしつつ、設備点検業務を行うには、業務用タブレットを活用することも一つの有効な方法です。
しかし、業務用タブレットを活用した設備点検業務とは一体どのようなメリットがあるのでしょうか?
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・首から提げられるため両手が使える
業務用タブレットを使用するメリットとしてまず挙げられるのは、タブレットにストラップを付けることで首からぶらさげて使用できるため、両手を使って設備点検業務を行うことができるという点があります。
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・狭い場所でも使用可能
業務用タブレットの本体は薄くつくられているため、倉庫などの狭い場所でも難なく使用することができます。
場所をとらないということから、機械間をすり抜けて進まなければならないような場所でも使うことができるのです。 -
・点検結果の入力も過去データの閲覧もすぐできる
業務用タブレットであれば、設備点検の結果をその場でデータ入力していくこともできます。
また設備点検中でも何か気になる点があれば、タブレット内の過去データをすぐに閲覧することが可能なので余計な時間・手間をかけずに確認できるのです。 -
・設備点検業務をマニュアル化できる
業務用タブレットを活用して設備点検業務をマニュアル化させておくことで、業務経験がまだ浅めの従業員であってもそのマニュアルを見ながら丁寧に点検業務を進めることができるでしょう。
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・データ検証&指示出しまでの時間を短縮
設備点検業務のすべての結果データは、業務用タブレットを通じて管理者に送信されるようになっています。
またその管理者も業務用タブレットを使用することで迅速なデータ検証ができれば、従業員たちに検証結果に従った正しい指示を素早く出すことができます。
情報共有を迅速に行うことによって生産現場の状況をいち早く正確に把握し、ヒヤリ・ハットにつながる点は無いかを確認しながら、安心安全に保全管理を行うことができるのです。
おわりに
今回は、業務用タブレットを使った工場での設備点検業務についてご紹介しました。
業務用タブレットを活用することで、手間も時間もかかっていた設備点検業務の負担を軽くすることができます。
安心安全かつスピーディーに設備点検を行う場合は、ぜひ業務用タブレットを活用してみてはいかがでしょうか?