
- 概要
-
近年、業務用タブレットを用いた「タブレット学習」を取り入れている塾が増加してきていることをご存知でしょうか?
「塾×タブレット」の組み合わせは、一見相性が良くないように思うかもしれませんが、この組み合わせによって子どもの勉強効率をグッと向上させることができるとされているのです。 本記事では、業務用タブレットを塾に導入するメリットについていくつかご紹介していきます。
自身で学習の進捗状況を確認することができる
業務用タブレットでの学習は、「問題を解く」「解説を聞いて演習を行う」ということがワンセットになっていることが多いです。
この流れを繰り返すことで自身の得意・苦手の各分野が分かり、「何をどれくらい勉強すれば良いか」が明確になってきます。
そのほか「ミスの傾向」「ひっかかってしまう問題」なども把握することができるため、テスト対策としても最適な勉強法となるのです。 またこういったデータはすべて保存されるため、テスト前に苦手なところを総復習し、苦手を克服していくことで、効率的に勉強を進めることができます。 タブレットの種類によっては、カリキュラムがステップ形式で見られるものもあります。
これにより「自身がどの段階にいるのか」「残りどれくらいの内容があるか」が明確になり、終わりへの見通しが付けやすいという点も魅力だと言えます。 終わりが見えてくることによって、勉強のモチベーションを保ち続けることにもつながります。
楽しみながら学習することができる

勉強が苦手だと感じている子どもも多いことでしょう。
しかしタブレット学習では「楽しみながら学習することができる」という要素が大きな肝となっています。
ゲーム感覚で学習できるシステムが組まれたタブレットであれば、子どもが机に向かうハードルも大きく下げることができます。
子どもも「楽しい」という感情があれば、勉強であってもすんなりと取り掛かることができるものです。 「学校の授業スピードについていくことができない…」「勉強が苦手…」という悩みを抱えた子どもであっても、タブレット学習によって勉強にスムーズに入り込めるのはメリットだと言えます。 学習するほどゲームのように自分のレベルが上がっていき、「勉強が楽しい」と感じることが増えていくことでしょう。
繰り返し学習がスムーズにでき、苦手を克服できる

テストで結果を出すことができない子どもに多い傾向として、「間違った解き方で覚えている」「過去に解いた問題を忘れてしまっている」という要素があります。 理系・文系問わず、勉強は「完全に覚えた状態を作ることができるか」が重要なポイントであると言えます。
この状態を実現させるためには「繰り返し学習」を行うことが大切です。 つまり「勉強が苦手だからテストの点数がとれない」ではなく、「繰り返して解く問題の量が足りていない」ということなのです。
ただ、子どもにとって「同じ内容を繰り返してする」ことは継続が難しいものなのです。 そこでタブレット学習を取り入れ、子どものモチベーションを保ちつつ、豊富な問題量を繰り返し解かせていくということが大切です。 繰り返しての学習も抵抗なくスムーズに取り組むことができるタブレット学習は、苦手の克服にもピッタリだと言えるでしょう。
おわりに
本記事では、業務用タブレットを塾に導入するメリットについていくつかご紹介しました。
現在の「タブレット学習」では、子ども一人一人のレベルに合わせて問題が出題されるシステムが組まれているものが多いです。
また個人の学力に合わせたカリキュラムにも対応可能なものがあります。 子どもの勉強に対しての苦手意識を無くさせ、効率的に学習することができる「タブレット学習」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?