
- 概要
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近年、飲食店でのタブレット導入の例が増えてきています。
本記事では業務用タブレット導入に関して、飲食店用のタブレットを導入する際の注意点についてご紹介していきます。
タブレットに搭載された機能をすべて確認する
業務用タブレットを導入したら、まずは業務用タブレットに搭載された機能をすべて確認するようにしましょう。 タブレットに備わっている機能というのは、導入するサービスにより異なるものなのです。
豊富に機能をそなえているサービスもあれば、必要最低限の機能だけをそなえているようなサービスもあるのです。 「メニュー追加や削除といったものが簡単にできるか」「データ取得・データ分析が行えるか」など、求めている機能がきちんと備わっているかを事前にきちんと確認しておくことをおすすめします。
タブレットのサポート内容を確認する

デバイスに問題が無い場合でも、回線が混雑していると勝手にWi-Fiの接続が切れてしまうことがあります。
下記、回線が混雑する原因です。
業務用タブレットを導入するうえで確認しておきたいことの一つに、「業務用タブレットのサポート内容を確認する」というものがあります。 タブレットは精密機械であるため、トラブルが起きてしまう可能性もゼロではありません。
「タブレットPOSレジ」「セルフオーダーシステム」といったものを提供している会社の中には、24時間365日稼働し続けているコールセンターを設けるなど、サポート内容が充実している会社も多いのです。 そのような会社であれば、営業中にトラブルが発生したとしてもすぐにトラブルを解決することができるため、安心できると言えます。
これは言い換えると、サポートが充実していない会社のサービスを選んでしまうといざという時頼ることができません。 そのようなケースを避けるためにも、サポート・内容に関してきちんとチェックしておくことが大切なのです。
安価過ぎるモデルは結果的にコストアップすることも
業務用タブレットで安価過ぎるモデルを導入すると、早期に故障してしまう恐れがあります。 それほど使用していないにも関わらず、短期間で買い替えが発生してしまう可能性もあります。
初期費用を抑えることはできても、安価過ぎるモデルは本体の耐久性に問題がある場合も多く、修理や買い替えなどにより結果的にコストが多くかかってしまったということにもなりかねません。 また故障の回数が増えることで、飲食店スタッフの負担を増やしてしまうということも考えられます。
故障によるスタッフ・お客さんからのクレームを回避するためにも、あまりに安価過ぎるものは避けるようにし、必要な機能がしっかりと搭載されているモデルを選んでいきたいところです。
タブレットの取り扱いに慣れていないお客さんもいる

タブレット・スマートフォンといったデバイスは普及が進み、一般的なアイテムとして認識されてきていますが、もちろんすべてのお客さんがデバイスの取り扱いに慣れているというわけではありません。 高齢のお客さんであれば、「タブレットを触ったことがなくて使い方がよく分からない…」という方も多いものです。 飲食店にタブレットの取り扱いに慣れていないお客さんがいる場合、注文方法を丁寧に教えてあげることが必要です。
たとえば高齢のお客さんが多く来店される飲食店の場合、タブレット操作を教える機会も多くなる傾向にあります。 ここで丁寧な説明がないと、「タブレットでは注文がしづらいからやめておこう…」というお客さんが増えてしまい、来店を避けるようになる可能性も考えられます。
おわりに
本記事では業務用タブレット導入に関して、飲食店用のタブレットを導入する際の注意点についてご紹介しました。
飲食店に業務用タブレットを導入することで、経営面やオペレーションで期待できるメリットは多いため、前向きに検討してみてください。
導入の際には「保証・サービス内容」「備わっている機能」を確認しながら、業務用タブレットを選んでみるのが良いでしょう。