
- 概要
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監視カメラは24時間作動し続けていることがほとんどです。
作動時間がこれほど長いのにも関わらず、壊れてしまうまでメンテナンスを行わずに放置されていることも多いという現実があります。
本記事では監視カメラは定期的なメンテナンスが必要な理由と、正しいお手入れ・メンテナンス方法についてご紹介していきます。
監視カメラは定期的なメンテナンスが必要
定期的に監視カメラのメンテナンスを行うことによって、監視カメラの視界の状態・設置角度を確認できるほか、カメラの不具合・不調にも早い段階で気づくことができるため、監視カメラの本来の防犯機能をきちんと発揮することができるようになります。
カメラ自体を長持ちさせることにもなるため、長期的に見た時のコスト削減にもつなげることができると言えます。
監視カメラのお手入れ・メンテナンス方法について

監視カメラのお手入れ・メンテナンス方法についてご紹介します。
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カメラ部分のお手入れ
監視カメラのカメラ部分の拭き取り掃除を行っていきます。
監視カメラのカメラ本体の部分は電気を帯びているので、表面にホコリ・軽いゴミなどが付着してしまいやすいという特徴があります。こういった汚れがカメラの内部にまで入り込んでしまうと、カメラが故障してしまうこともあるため、乾いたタオルを使って拭き取るようにしていきます。 拭き取る際の注意点としては、水・洗剤といったものは使用せずに「乾拭きを行う」ということです。
エレコムグループDXアンテナ製DELCATECのカメラの様に、防水仕様であれば水拭きは問題ありません。中性洗剤を溶かした水を濡らした柔らかい布でふき取り、乾拭きで仕上げてください。
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レンズ部分(レンズ窓)のお手入れ
監視カメラのレンズは、映像を流すことにおいて一番重要な部分であると言えるでしょう。 レンズ窓に汚れ・指紋といったものが多く付着していると、どうしてもカメラの映像がぼやけたり、画質が落ちてしまったりします。
眼鏡拭きなどの柔らかい布を使って拭き取り掃除を行うようにしましょう。 普通のタオルやティッシュを使ってしまうと、レンズ窓表面に傷が付いてしまうこともあるため注意しなければなりません。 拭き取った後には一度カメラの映像を確認してみて、問題は無いか・汚れが残っていないかをチェックするようにしましょう。
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配線・配管部分のメンテナンス
監視カメラには、電源コードやデータ送受信を行うケーブルなどが多く配線されています。 監視カメラのメンテナンスを行う際には必ずケーブルも確認するようにし、異常が起きていないかを見ておくようにしましょう。
配線・配管のメンテナンスは専門的知識が必要であるため、点検時に異常があれば専門業者に修理の依頼をするようにしてください。
監視カメラのメンテナンス頻度は?

監視カメラのお手入れ・メンテナンス方法についてご紹介します。
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カメラ部分のお手入れ
監視カメラのメンテナンス頻度としては、おおよそ半年に1度程度を目安に行うとよいでしょう。
あまり間隔をあけてしまうと監視カメラに汚れが溜まり、綺麗に映像が残らなかったリ故障の原因につながったりしてしまいます。映像の確認は最低でも1ヶ月に一回は行いましょう。監視カメラを屋外に設置しているなど、通常以上に汚れが溜まりやすい場所に設置している場合には、この目安よりメンテナンス頻度を増やしてみても良いかもしれません。 また災害が起きた後なども異常が無いか確認するため、メンテナンスを行うようにしましょう。
おわりに
本記事では監視カメラは定期的なメンテナンスが必要な理由と、正しいお手入れ・メンテナンス方法についてご紹介しました。 監視カメラのメンテナンスをきちんと行うことで、カメラの性能を長持ちさせることができます。
設置場所や状況に合わせて、しっかりと定期的にメンテナンスを行うことを意識しておくことをおすすめします。