
- 概要
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夏になるとプールに訪れる人が多くなります。
利用者が増えると、監視員の目が行き届かないこともあります。 そんな人の手がまわらないプールにおいて、監視カメラは非常に役に立ちます。
本記事ではプールで事故が起きてしまう原因と、監視カメラをプールに設置することで事故を未然に防ぐことができる理由についてご紹介していきます。
なぜプールで事故が起きるのか?
プールを利用する際、一番危険だと言われているタイミングは「管理者や保護者の目が行き届いていない場合」です。
そのようなタイミングで事故が発生してしまうことが多いのです。
目が行き届かない理由としては人手不足になっている施設も多く、「限られた人数で多くの人を守ることが難しいため」です。 プール施設では従業員・スタッフなどが安全に利用できているか監視していますが、利用者の数が増えてくると一人ひとりを監視することは難しく、目を離した隙に事故が発生してしまいます。 「スタッフの人数を増やしたい」と思っていても雇用問題や人件費問題などから、未解決のまま在籍している人数でなんとか営業を続けているところもあります。
このような場合に監視カメラを設置し、事故防止を行うことをおすすめします。
プールに監視カメラを設置することでどのように役立つ?

監視カメラと聞くと、建物内に設置し盗難などの犯罪を防止するものとしてイメージを持たれている方も多いでしょう。 しかしプールで事故防止として監視カメラを設置することは、有効だと言えます。
監視カメラは本来「犯罪を未然に防ぐこと」が目的とされていますが、プールでの場合は「事故発生時での迅速な対応」「事故後の検証」を目的として活用されます。
監視カメラが事故発生時の映像を捉えることで事故原因の早期発見につながり、事故を未然に防ぐための防犯対策を強化することも可能となります。
監視カメラは監視員の目だけでは補えない部分を監視し、利用者の安全を守ってくれるのです。
監視カメラを設置してプールを効率よく見張るには
プールにおける「監視役」として監視カメラを設置します。 プールの各所に取り付け、さまざまな角度から映像を映し出して接続されているディスプレイに届けられるようにしましょう。 プールの従業員・スタッフがそのディスプレイをチェックすることで、人数が少ない場合でもさまざまな監視の目を持つことができます。
もちろん、すべて監視カメラに託すのではなく、利用者の近くに監視員を配置させることも大切ですが離れた場所や死角など、どうしても目が届きにくい場所に関しては監視カメラで補うようにして設置すると効率良く見張ることができます。
ディスプレイをチェックしている従業員・スタッフは、「溺れかけている人はいないか」「危険な行為をしている人が居ないか」に目を光らせておくことで、そのような人物が現れた時もすぐに連絡をし、迅速に対処することができるのです。
また、監視カメラは夜間の防犯対策としても役立ちます。
監視カメラは基本的に24時間365日稼働しているため、夜間や暗闇の中であっても暗視撮影可能なカメラを設置すれば、夜間の防犯対策にも効果が期待できるのです。
おわりに
本記事ではプールで事故が起きてしまう原因と、監視カメラをプールに設置することで事故を未然に防ぐことができる理由についてご紹介しました。 プールで溺れることや熱中症で倒れてしまうことがあった場合でも、早期に発見・対処できれば重症化のリスクを減らすことができます。
何か問題が起きてしまってからでは遅いもの。
監視カメラを導入し、監視の目を増やすことで安全確保に努めていきましょう。