
- 概要
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Wi-Fiを利用するためには、インターネット回線を建物内に通す必要があるため、工事をしなければなりません。
これはご家庭・オフィスに関係なく、ほとんどの建物が対象になります。
オフィスでWi-Fiを利用するためには、どのような工事が行われるのでしょうか。 本記事では、法人がWi-Fiでインターネットを利用するために行う工事の内容について解説します。
工事の内容は回線や建物などによって変わる

Wi-Fiの工事には、下記のように2種類の工事が含まれています。
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LAN配線
LAN配線工事とは、パソコンやハブ、ルーターをLANケーブルで接続したLAN設備を設置するための工事を指します。
LAN(Local Area Network)とは特定のエリアで接続できるネットワークを指すもので、社内LANなどのように使われます。
Wi-Fiは無線でインターネットを利用できるものですが、ルーターから電波を飛ばすためにはケーブルでつなぐ必要があります。 一般的なオフィスでは、壁のなかにLANケーブルを通す場所が用意されているため、工事業者はそこにケーブルを通します。
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同軸配線
同軸配線工事とは、すでに存在している回線を利用して、無線アクセスポイントを設置する工事を指します。
同軸ケーブルは周辺にある電気機器や電気配線の影響を抑えることができるため、通信速度の高速化・安定化が実現できます。 新たにLANケーブルを設置する必要がないため、工事の作業や費用を抑えることができる点も魅力です。
法人がWi-Fiを利用する際の工事の流れ

こちらでは、法人がWi-Fiを利用する際の工事の流れをご紹介します。
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1.お問い合わせ
Wi-Fi工事を承っている業者に連絡を入れます。
詳細はお客様のもとに訪問した営業員がお伺いするため、ここでは大まかな内容を送付します。
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2.ヒアリング・ご商談
お問い合わせ内容をもとに、業者がお客様に詳しい内容を確認します。
一般的な業者ではネットワークの状況など、詳細を確認するためのヒアリングシートの記載を依頼することがあります。
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3.仮見積もり
ヒアリング内容をもとに、業者が仮のお見積もりを作成します。
このあとに現地調査を行い、精密なお見積もりを作成するため、ここでは大まかな予算感を確認しましょう。
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4.現地調査
電波の強度や、工事の可否などを確認します。
室内に入るため、お客様は同席できる日時を業者に伝えましょう。
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5.本見積もり
物件の状況を確認し、現地調査の結果をもとにしたお見積もりを作成します。
問題ないようでしたら、その業者と契約を締結し、工事の準備をしてもらいます。
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6.施工
契約締結後、日時を打ち合わせてから業者がWi-Fi設置の工事を行います。
ほとんどの場合、工事に同席してもらうため、契約時に業者とスケジュールを打ち合わせておきましょう。
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7.完成
Wi-Fi工事が完了したあとは、接続確認を行って完成となります。
後日、工事の内容を記載した完成図が業者から送られます。
ネットワーク機器メーカーである当社でもWi-Fiの設置工事をご提供しております。
また、ほかの施工会社とは異なり、下記のようなメリットがございます。
- 調査は2週間以内
- 電気工事のコスト削減
- スムーズな導入
- Wi-Fi導入の最適化
- 万全のセキュリティ
- サポート充実
ご興味をお持ちいただけましたら、下記よりご相談をいただけると幸いです。
当社サービスページ:電波調査・施工・保守 Wi-Fi(無線LAN)導入・工事サービス
https://www.elecom.co.jp/solution/contents/wifibuild/
おわりに
本記事では、法人がWi-Fiを導入するための工事について解説しました。
法人におけるWi-Fi工事は、下記の手順で進行します。
1.お問い合わせ
2.ヒアリング・ご商談
3.仮見積もり
4.現地調査
5.本見積もり
6.施工
7.完成
Wi-Fiを導入し、ケーブルが少ない快適なオフィスにして作業効率を上げてみませんか。