ファイルをやりとりするユーザーの数だけアカウントとパスワードを設定し、それを共有フォルダに割り当てることで、パスワードを知っている人だけがファイルをやりとりできるようにすることができます。
パスワードを設定するときは、ノートパソコン側でログインアカウントとログインパスワードを必ず設定しておいてください。このアカウントとパスワードが、共有フォルダ用アカウントとパスワードになります。 |
- 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」−「コントロールパネル」をクリックします。
「コントロールパネル」画面が表示されます。
- 「管理ツール」をダブルクリックします。
「管理ツール」画面が表示されます。
- 「コンピュータの管理」をダブルクリックします。
「コンピュータの管理」画面が表示されます。
- 「ローカルユーザーとグループ」の左にある[+]をクリックし、「ユーザー」をクリックします。
![「ローカルユーザーとグループ」の左にある[+]をクリックし、「ユーザー」をクリックします。](image/image1730a.gif)
- 「操作」メニューから「新しいユーザー」をクリックします。
- ノートパソコンで設定しているログインアカウントを「ユーザー名」欄に、パスワードを「パスワード」欄に入力します。
入力したパスワードはアスタリスク(*)で表示されるため、「パスワードの確認入力」欄に確認のためもう一度入力してください。

入力するユーザー名(アカウント)とパスワードを間違えないようにしてください。 |
- 「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」のチェックマークを外し、「パスワードを無期限にする」にチェックマークをつけます。
- 「作成」をクリックし、「閉じる」をクリックします。
- 「2.共有するフォルダを作成する」の要領で、共有フォルダのプロパティ画面を開きます。
- 「アクセス許可」ボタンをクリックします。
共有フォルダのアクセス許可の画面が表示されます。

- 「追加」ボタンをクリックします。
「ユーザーまたはグループの選択」画面が表示されます。

- 手順7で作成した新しいユーザー名を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
- 「OK」ボタンをクリックします。
共有フォルダのプロパティ画面に、選択した新しいユーザーが追加されます。
必要に応じて、アクセス許可欄で「フルアクセス」もしくは「読み取り専用」を設定します。
読み取りのみ(共有フォルダからファイルを読み出すのみ)の場合は「読み取り」に、また変更も許可する(共有フォルダにファイルをコピーする)場合は「変更」にチェックマークをつけます。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 共有フォルダのプロパティ画面で「OK」ボタンをクリックします。
ノートパソコンにWindows
XPがインストールされている場合
上記の設定をしても、ノートパソコンから共有フォルダを認識できないことがあります。これは、Windows XP側でログインしているアカウント名とWindows
2000側で認識しているユーザー名が一致していないためです。
そのときは上記手順4で「共有フォルダ」の左にある[+]をクリックし、「セッション」をクリックします。
ノートパソコンのユーザー名(ログインアカウント)とコンピュータ名が画面右側に表示されます。このユーザー名を控えておき、手順4から続けて設定をしてください。手順6では、ここで控えたユーザー名を入力することになります。
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