
- 概要
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業務用タブレットが盗まれたり紛失したりすると、企業にとってさまざまな問題が発生してしまいます。
本記事では、業務用タブレットの盗難・紛失対策についてご紹介していきます。
業務用タブレットを盗難・紛失するとどうなる?
業務用タブレットを盗難・紛失することで、どのようなことが起きるのでしょうか?
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情報漏洩のリスクが高まる
業務用タブレットに保存されている機密情報・業務データの情報漏洩リスクが高まります。
業務用タブレットには、顧客情報や業務に必要なデータが含まれています。
盗難・紛失によってこれらの情報が不正に利用されてしまうことで、企業の信頼が損なわれてしまう可能性があるのです。結果的に顧客からの信頼性を失ったり、法的な問題に発展したりといったリスクがあります。
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業務が中断される
業務用タブレットが業務の重要部分を担っている場合、盗難・紛失してしまうことで業務が中断されてしまいます。
業務用タブレットを利用していた業務が一時中断されることで、生産性が低下したり、顧客サービスが遅れたりしてしまうことがあるでしょう。 このような中断が業務効率を下げ、顧客満足度にも悪影響を及ぼすことがあります。
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経済的損失が発生する可能性がある
経済的な影響もあります。
業務用タブレットの再購入費用がかかることはもちろん、情報漏洩が原因となり訴訟費用が発生する可能性があります。また情報漏洩により、顧客からの信頼が失われることでビジネスチャンスを逃したり、売上が減少したりしてしまうケースもあるでしょう。 情報漏洩によるペナルティが科せられてしまうこともあるため、企業の経済損失は多岐にわたると言えます。
業務用タブレットの盗難・紛失対策

業務用タブレットの盗難や紛失は企業にとって大きな問題となる場合があります。
しかし対策を取ることで、盗難・紛失のリスクを軽減できます。
以下に業務用タブレットの盗難・紛失対策をいくつかご紹介します。
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デバイスのセキュリティを強化する
業務用タブレットに強いPINコードやパスワードを設定し、ほかの人からのアクセスが簡単にはできないように対策しておきましょう。
指紋認証・顔認証などの生体認証も利用することで、さらに安全性が高まります。
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リモート管理やデータの保護
リモート管理の機能を活用して業務用タブレットの位置を確認・追跡したり、紛失した際には遠隔でデータを消去したりといったことが可能となります。
あわせてデータの暗号化もおこなっておくと、デバイスが盗まれた場合でも情報が守られるため安心です。
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物理的にも対策する
業務用タブレットを使用しない時は、鍵のかかる引き出し・保管箱などに閉まっておくという方法もあります。
一方で公共の場や混雑している場所では、常に手元に置いておくことが大切です。
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従業員への注意喚起も大切
従業員に向けて、業務用タブレットの取り扱いやセキュリティの大切さも教えるようにしましょう。
業務用タブレットを持ち歩く際には目を離さないことを心がけ、人の目がつく場所に放置しないよう注意することで、盗難・紛失リスクを減らすことにつながります。
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連絡体制の確立
業務用タブレットの盗難・紛失時に迅速な対応を取るには、事前に社内の連絡体制をしっかりと構築しておくことも不可欠だと言えます。
どの部署に連絡をするべきか、その後どのような手順で対応を進めるかを明確に定めておき、全社員がいつでも確認できるように情報を共有しておきましょう。
おわりに
本記事では、業務用タブレットの盗難・紛失対策についてご紹介しました。
業務用タブレットの盗難・紛失は、企業にとって大きなリスクとなってしまいます。
データの情報漏洩・業務中断・経済的損失といったものを防ぐため、管理者や従業員は適切な対策を取ることが重要です。