トップ > 風景編・写真に遠近感をだすテクニック
 

手前から奥へと伸びる線状のものがあれば、画面に奥行きが出ます。

 雄大な山並み、青くひろがる海、パノラマチックな視界…風景写真は、人物写真と違
って、その「広大さ」をうまく表現して撮影したいもの。このため、ズームを使わず
広角で撮影するのがごく一般的なテクニックといえます。広角なら、遠くの物がより
小さく見えるので、遠近感が強調され、写真に奥行きが生まれるのです。また、撮り
たいものの中に手前から奥へと伸びる線状のものがあれば、それによって画面に奥行
きが出ます。具体的には、線路や山の稜線などですが、そういうものを見つけてうま
く活用してみてください。カメラを90度まわして、縦位置で撮影するのも遠近感を
出すのには効果的です。風景の横幅をせまくすることで、奥への広大さが目に焼き付
くわけです。

※お手持ちのカメラにより広角機能のない機種があります。必ず、マニュアルでご確認ください。

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