トップ > 風景編・バランスのいい構図は3分割法で
 
 春は、陽気に誘われて、行楽に行きたくなるシーズンですね。咲きほこる花たちや新緑の風景……行楽先で出会った美しい景色を、ぜひそのまま写真に収めて帰りたいものです。でも、撮影してみると案外バランスが悪く、迫力のない写真になっていた、なんていうことはありませんか。これも、次のような工夫をすることで解消できるはずです。
●まず構図(フレーミング)をしっかり決める
いったい何をどのように撮りたいのか、それを頭の中で整理して、写真の構図を決めましょう。それだけで、メリハリのなかった風景写真が見違えることがよくあります。
●3分割法で撮ってみよう
構図を決めるときに、最も効果的で簡単なコツというのがあります。それが「3分割法」。画面の縦横を3等分して、その線が交わる4つの点のどこかに、撮りたい被写体をもってくると、バランスのいい、安定した構図が得られるのです。2つの被写体を、4点のうちの対角線上の2点に配置するのも効果的です。このワザを覚えて、見栄えのする風景写真を撮りましょう。
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