トップ > 人物編・光を利用して表情豊かに
 
 やはり写真でよく撮影するのは、家族や友人など身近な人物が多いですよね。でも、機会が多いわりには、上手な写真が撮れていることが少ない?なんていうことはありませんか。人物を撮影するときの基本は、「光と影」に注意を払うことが大切なんです。太陽などの光によってできる影は、ある程度であれば人物の顔に立体感をあたえたりしますが、不必要な影は人物の顔を暗くしたりしてしまい、いい写真にならないことがあるのです。そこで次のようなことに注意して人物を撮っていきましょう。
●光が人物の正面に当たる(順光)の時
やわらかい光なら、人物に光が均等にあたって失敗が少ないです。でも、強い光なら人物がまぶしがって表情が変わったり、鼻に影が出来たりしてしまいますから要注意。
●光が人物の側面に当たる(サイド光)の時
陰影がはっきりして、顔の立体感はよく出ます。そのため、女性をきれいに白く撮ってあげたいときは逆効果になります。
●光が人物の背面に当たる(逆光)の時
撮られる側はまぶしくないですが、やはり顔全体が暗くなってしまいます。こういう時は、昼間でもフラッシュを使いましょう。人物が明るくなり、失敗が少なくなります。いろんな光で撮影すれば、いろんな表情の写真が撮れますよ。
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