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> 人物編・ファッション写真に挑戦
今回は最近CDジャケットやファッション雑誌でよく見かける、日中シンクロというテクニックをご紹介します。写真技術の中では、上級でプロ的な表現のため、カメラの性能や機材にも条件がありますが、デジタル写真の可能性や楽しさを、もっともっと知って欲しいので紹介してみました。
sample:01 ファッション雑誌などでよく見かける日中シンクロの写真。人物にツヤが出て、バックが深い色になり不思議な感じの写真になります。
撮影の時間帯は、太陽が傾きはじめる夕方がベストです。お手持ちのカメラにX接点が付いていれば、そこにハンディストロボ(別売)をコードでつないで太陽のある方向(人物から2〜3m)から、フル発光でストロボを飛ばします。ストロボの能力に合わせて、カメラの絞りはできるだけ絞って、シャッタースピードも速い目に設定しましょう。
sample:02 日中にオートで撮影した写真。上のsample:01とは随分雰囲気が違うのがわかっていただけるかと思います。
今回は32WのハンディストロボをX接点の付いたカメラにつなぎました。このくらいのW数だと上半身の撮影にしておいたほうが、より効果がでます。
お手持ちのカメラに日中シンクロというモードが付いていれば、空が少し暗くなりかけてる時間帯にできるだけ人物に近づいて撮影してみてください。かなりsample:01に近い写真が撮れると思います。また市販のフラッシュで接続コードをつながなくても、カメラ内蔵のフラッシュに同調して発光するタイプもあります。
※カメラの機種によってモードの名称の違いや、機能がついてない場合がありますので、あらかじめお持ちのカメラの使用説明書で確認してください。
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