トップ > 上級編・カフェな気分のフォトを一枚!
 
 休日。いつもより少し遅めの起床。窓の外は快晴。ローテーブルの上にある情報誌のブックマークされたページを開ける。美味しそうな料理が紹介されたカフェの記事に目を通す。ブランチ決定!パンとカフェオーレ、そして、何よりもこのお天気は最高……。こんな日は、デジカメをお供に連れて行きパシャパシャって撮ったりすると、スゴク一日が幸せな気分になると思います。できれば、写真は雑誌のような軽めのタッチで撮りたいですね。ここでは、よく雑誌でカメラマンに使われてる代表的なテクニック2つをご紹介します。でも、一番大事なのは、“カフェな気分”。このセンスを磨く秘訣は、いつもお気に入りのデジカメを携帯し、風景やモノをカメラのレンズで覗いてみる。カメラのセンスを磨くには日常から“カメラで見る感覚を養うこと”だそうです。しかも、デジタルカメラだから、ドンドン撮ってみてください。きっと、写真を撮る楽しさが少しづつ解ってもらえると思います。
絞りの設定ができるデジタルカメラで開放絞り値を選び、ズームレンズを備えたカメラなら望遠側にしてできるだけアップで撮影すると、ピントの合う範囲はすごく狭くなり、サンプルのような軽いタッチの写真になります。このピントの合う範囲を「被写界深度」と呼び、深度が「浅い」とか「深い」という表現をします。
【ピントの浅いカフェな気分の一枚を撮るポイント1】
できる限り開放絞り値(一番数値が小さい値)を選びましょう!
【ピントの浅いカフェな気分の一枚を撮るポイント2】
ズーム機能がついてる場合は、一番望遠側で撮りましょう!
【ピントの浅いカフェな気分の一枚を撮るポイント3】
カメラにできるだけ近いモノにピントを合わせましょう!
デジタルカメラのホワイトバランスは、通常カメラが自動的に被写体を支配している光を判断しその光の色が白く写るように、写真全体の色を変化させるように設定されています。カメラのオートな判断にばかりに任せていると、ムードあるカフェ気分な写真は撮れません。そこでトライしてみたいのがマニュアルのホワイトバランス設定。太陽光・曇り・白熱灯・蛍光灯などの設定を設定通りの条件下で撮影すると光は白く写るようになっていますが、ここでは、わざと違う設定にして遊んでみましょう。
※ 太陽の光があたってる状態で、わざとホワイトバランスモードの設定を白熱灯モードにしてみてください
※ 白熱灯の灯りの部屋の中でわざとホワイトバランスモードの設定を太陽光モードにしてみてください
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