トップ > 風景編・草花をキレイに撮影したい!
 
ポカポカ陽気の休日、郊外に散歩やピクニックに出かけるとよく見かける可愛く咲いた草花。キレイに撮って雑貨屋さんみたいなポストカードを作ってみませんか。
ここでは、小さな草花にグッと接近して、画面いっぱい大きく撮るマクロ撮影テクニック、太陽の光の方向を利用した順光・逆光撮影のテクニック、カメラの絞り設定を変えて撮るテクニックを紹介します。これらのテクニックは状況やお好みで組合せることだって可能です。ぜひ、それぞれの撮影方法をマスターして、組合せにも挑戦してみてください。様々なテクニックを頭の中の引き出しにしまっておいて、いつでも組み合わせて使えるようにしておくことが大事です。
デジタルカメラの設定をマクロ撮影モードに切り替えてみてください。モニター画面にこのようなマークが表示されたらマクロ撮影モードに切り替わっています。これで草花にグッと接近してもピントが合うようになり、小さな草花だって画面一杯クローズアップして撮ることができます。
マクロ撮影モード設定の時
設定がマクロ撮影モードになると、デジタルカメラによっては、5cmくらいまで接近して撮影ができます。ご覧のように花についた露まで見えてきます。
マクロ撮影モード設定前
設定がマクロ撮影モードになっていないと、これ以上近づくとピントが合わなくなります。
【マクロ撮影モード/必ず押さえておきたいポイント1】
必ず三脚を使いましょう。小さな世界を大きく撮るのですから繊細なピント合わせが必要ですし、少し上下に動いただけでも、画面の花が切れたりします。
【マクロ撮影モード/必ず押さえておきたいポイント2】
画面のすみずみまで歪まさずにクローズアップで写したいときは、ズームレンズの広角側マクロ撮影を避けて、できるだけ望遠側にしてマクロ撮影をするようにしましょう。
モードダイヤルに絞り優先設定がある方は、ぜひ、この設定で撮ってみてください。絞りを開放側にすると、一点にだけピントが合って背景はぼけ、主張のある写真が撮れます。すべてにピントが合ってる写真のほうが好きだとおっしゃる方は、絞りをできる限り絞って撮影してください。その際、特にシャッタースピードが遅くなるので必ず三脚でカメラをしっかり固定してください。
中央の花だけにピントが合う
絞りはできるだけ開放に
すべての花にピントが合う
絞りはできるだけ絞る
一般的には絵はがきのように色鮮やかに撮影したいときは順光で、少し感情があり優しい雰囲気に撮影したいときは逆光でとよく言われてます。確かに、ある部分言えてますが、花の色や周りの状況によってもベストな光の選択は変わってきます。ここでは、撮りたい花の状況で、順光・逆光を選んでみました。
“順光・逆光って何?”って方は、ココをご覧ください。
http://www.elecom.co.jp/digi-tech/contents/jinbutsu/001.html
このように真っ白の花の場合、逆光のほうが、うまく立体感がでてキレイに写ります。
それぞれの色がはっきりしてカラフルな花の撮影の場合、逆光もキレイなのですが、順光で撮ると色のコントラストがさらにはっきりでて鮮やかな写真になります。
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