Vol.9 外付けHDDの選び方とは?便利に使うために押さえておきたいポイント
エレコム製品購入ガイドハードディスク・SSDの基礎知識

外付けHDDをUSBで使うには?接続方法と選び方

外付けHDDは、USBケーブルでパソコンやテレビに接続して使う外部ストレージです。 USB規格や接続端子、用途に合った選び方をわかりやすく解説します。
どの機器につなぐか、どのUSB規格を選ぶか、容量はどれくらい必要かを整理しながら、失敗しにくい外付けHDDの選び方を紹介します。

外付けHDDとは?USBで使う基本

外付けHDDとは、パソコンの外に設置し、USBケーブルなどで接続して使用するHDDのことです。 パソコンに内蔵されているHDDの容量が足りなくなってきたとき、使える容量をすぐに増やせるというメリットがあります。

また、最近ではテレビのUSBコネクターに接続して番組録画に使える外付けHDDも増えています。 パソコンのデータ保存だけでなく、テレビ録画やゲーム機の保存容量を増やす用途でも活用されています。

USBで外付けHDDを選ぶときのポイント

外付けHDDをUSBで使う場合は、どの機器に接続するのか、どのUSB規格に対応しているのかを確認することが重要です。 テレビ録画用、パソコン保存用、持ち運び用など、用途によって選ぶべきポイントが変わります。

外付けHDDの選び方のポイント1 接続する機器

外付けHDDを購入する場合、どのような用途に使っていくのかが重要になります。 用途は大きく分けて、テレビ番組録画に使うのか、パソコンのデータ保存に使うのかという2つです。

据え置き型の外付けHDDであれば、ほとんどはテレビ録画とパソコンのデータ保存の両方に対応しています。 ただし、テレビ録画に便利な機能がついている外付けHDDもあるため、使いたい機能があるかどうかを確認して選ぶと安心です。

最近のテレビは、外付けHDDを接続すれば、そのHDDに直接番組を録画できるしくみを持っています。 そのため、テレビが外付けHDD接続による番組録画に対応しているかどうかを確認してから購入するようにしましょう。

なお、テレビを買い換えた場合に録画番組を引き継ぎたいなら、SeeQVault対応の外付けHDDを選ぶ方法もあります。

外付けHDDの選び方のポイント2 設置タイプ

外付けHDDは、サイズによって据え置き型かポータブル型かに分かれます。 据え置き型はサイズが大きく、設置面積がある程度必要になりますが、容量の大きなモデルが豊富で、動画やテレビ番組など大容量データの保存に適しています。

これに対して、ポータブル型はサイズがコンパクトになるため、持ち運んで使うことができます。 また、ポータブル型の場合はバスパワー(USBケーブルからの給電)に対応しているモデルが多く、パソコンやテレビにUSBケーブルでつなぐだけで使えるのが特長です。

使う場所がある程度決まっている場合は据え置き型が適していますが、容量が大きいデータを持ち運ぶ必要がある場合や、スッキリ設置したい場合はポータブル型が向いています。

外付けHDDの選び方のポイント3 USB規格と接続端子

外付けHDDには、パソコンなどの機器と接続するための端子があります。 その端子のインターフェースにはさまざまな規格がありますが、最も多いタイプはUSBです。

現行モデルであれば、ほとんどが5Gbps(最大転送速度)という高速でデータを転送できるUSB3.0に対応しています。 コネクタ形状が対応していれば、今後さらに対応機器が増えると予想されているUSB Type-Cインターフェースのモデルもおすすめです。

Macを使っているのであれば、USB Type-Cに対応したモデルや、Thunderbolt 3に対応したモデルも選択肢になります。 接続したい機器の端子形状と、外付けHDD側の対応規格を事前に確認しておくことが大切です。

外付けHDDの選び方のポイント4 容量

容量は多ければ多いほうがいいように感じるかもしれませんが、大容量のものほど価格も高くなります。 オーバースペックなものを買ってしまっても無駄になりますから、利用用途に合った容量を選んだほうが経済的です。

一般家庭向け外付けHDDの容量は、おおまかにいって500GB程度のものから8TB程度のものまで幅があります。 保存するデータの大半が文書ファイル、写真、音楽ファイルなどであれば2TB程度でも十分です。

ただし、動画データは容量が必要になるため、動画を大量に保存したり、テレビ番組を録画して保存したりといった用途に使うのであれば、少なくとも2TBはあったほうが安心です。 予算が許せば、3~4TBの外付けHDDも検討するとよいでしょう。

外付けHDDの用途別おすすめ

外付けHDDをどのように使うかによって、おすすめのモデルは変わります。 ここでは代表的な用途ごとに、選び方の考え方を紹介します。

・ケース1 テレビ番組を録画したい

テレビ録画用の外付けHDDを探している場合は、据え置き型の大容量モデルが便利です。 USB接続でテレビに使えるかどうか、対応機種を確認しながら選びましょう。

テレビ録画の時間をもっと長くしたいときには、USB接続の外付けHDDを増やすことで保存先を拡張できます。

・ケース2 テレビを買い換える予定がある

テレビを買い換えても録画番組を再生したい場合は、SeeQVault対応の外付けHDDがおすすめです。 ただし、SeeQVault対応のテレビ同士に限られます。

・ケース3 パソコンのデータを保存したい

パソコンのデータ保存が中心なら、据え置き型の大容量HDDが選びやすいです。 USB接続で簡単に使えるため、バックアップ用途にも向いています。

・ケース4 外付けHDDを持ち歩いて使いたい

外出先や複数の場所で使いたい場合は、ポータブル型の外付けHDDが便利です。 USBケーブルで接続するだけで使えるため、持ち運び用途との相性が良いです。

・ケース5 ハードディスクを落としたりしそう

持ち運びが多く、衝撃が気になる場合は耐衝撃性能の高いモデルを選ぶと安心です。 USB接続の利便性に加えて、保護性能も確認しておきましょう。

・ケース6 Macユーザーだ

Macで使う場合は、USB Type-CやThunderbolt 3に対応したモデルが候補になります。 接続端子と対応規格を確認しておくことで、スムーズに利用しやすくなります。

HDDからデータを移行するには

画像や動画などのファイルを移すだけなら、通常のコピーで対応できます。 ただし、OSやアプリも含めて丸ごと移行したい場合は、クローンソフトを使う方法が一般的です。

以前の環境をそのまま引き継ぎたい場合は、クローンソフトを使った移行が向いています。 新しい環境で使い始めたい場合は、クリーンインストールを選ぶのも一つの方法です。

よくある質問

外付けHDDをUSB接続するにはどうすればいいですか?

外付けHDDに付属しているUSBケーブルで、接続したい機器に接続します。 機器側のUSB端子形状と、外付けHDD側の対応規格を確認しておくことが大切です。

USBメモリと外付けHDDのどちらがよいですか?

手軽さを重視するならUSBメモリ、大容量の保存やテレビ録画を重視するなら外付けHDDが向いています。

外付けHDDが認識しないのはなぜですか?

USBケーブルの接続不良、電力不足、機器側の対応状況などが原因として考えられます。 接続先のUSB端子や給電方式を確認しましょう。

外付けHDDとUSBメモリのどちらがよいですか?

大容量データの保存や録画用途なら外付けHDD、持ち運びや一時保存ならUSBメモリが選ばれやすいです。

まとめ

外付けHDDは、USB接続で手軽に使える外部ストレージです。 接続する機器、USB規格、設置タイプ、容量を確認して選ぶことで、用途に合ったモデルを見つけやすくなります。

テレビ録画、パソコンのデータ保存、持ち運び用途など、使い方に応じて最適な外付けHDDを選びましょう。

エレコムのおすすめ外付けHDD

外付けHDDをどのように使うかによって、おすすめのモデルが変わってきます。 ケース別に、おすすめの外付けHDDをご紹介します。

・ケース1 テレビ番組を録画したい

テレビ番組録画用の据え置き型外付けHDD「 ELD-CEDシリーズ 」とポータブルHDD「 ELP-CEDシリーズ 」がおすすめです。

・ケース2 テレビを買い換える予定がある

SeeQVault対応の据え置き型HDD「 ELD-QENシリーズ 」とポータブルHDD「 ELP-QENシリーズ 」がおすすめです。 買換え後のテレビでも、過去の録画番組を楽しめます。

・ケース3 パソコンのデータを保存したい

据え置き型の「 SGD-MYシリーズ 」がおすすめです。

・ケース4 外付けHDDを持ち歩いて使いたい

ポータブル型の「 SGP-MYシリーズ 」がおすすめです。

・ケース5 ハードディスクを落としたりしそう

高い耐衝撃性能を誇る「 ELP-ZSシリーズ 」と「 Rugged USB-Cシリーズ 」がおすすめです。

・ケース6 Macユーザーだ

Macとの親和性を意識した純アルミ製構造の「 Mobile Drive シリーズ 」がおすすめです。

2020.10.08