Vol.22 オフィスやテレワークで椅子の代わりにバランスボールを使う効果は?
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オフィスやテレワークで椅子の代わりにバランスボールを使う効果は?

オフィスやテレワークで椅子の代わりにバランスボールを使う効果は?

「座りながらエクササイズができる」という触れ込みで評判になったバランスボールは、仕事中に運動もできるヘルスケアグッズとしてすっかり定着しました。バランスボールには、座るだけで体幹が鍛えられるなど、さまざまなメリットがあります。しかし、「使ってみて自分に合わなかったらどうしよう?」と思っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、バランスボールを使うメリットや選び方のほか、正しい使い方についてご紹介します。

バランスボールを使って得られる効果

バランスボールを使って得られる効果

バランスボールを使うことで、「運動不足が解消できそう」「体幹が鍛えられそう」といったイメージがあるものの、その効果をきちんと理解している人は少ないかもしれません。

バランスボールに座ることで鍛えられるのが、「インナーマッスル」と呼ばれる体幹の深層部にある筋肉です。この筋肉が鍛えられると基礎代謝が上がりますので、やせやすい体になります。

バランスボールを購入する際の注意点

バランスボールを購入する際の注意点

バランスボールを選ぶ際、どのようなサイズを購入してもいいわけではありません。大きいサイズほど効果があるならいいのですが、使いにくくなる上に場所もとってしまいます。
続いては、バランスボールを購入する際の注意点をご紹介しましょう。

体に合ったサイズを選ぶ

まず、基本となるのが、体に合ったサイズのバランスボールを選ぶことです。
ここでは、エレコムが推奨する、身長に合ったバランスボールのサイズをご紹介しますので、購入する際の参考にしてください。

・身長に合ったバランスボールの直径

身長 バランスボールの直径
140~160cm 55cm
155~175cm 65cm
170~185cm 75cm

机の高さで選ぶ

バランスボールをトレーニングだけに使用するのではなく、恒常的に座って使うのであれば、机の高さに合わせて選ぶことも大切です。その際は、現在使っている椅子の高さをベースに、バランスボールの直径を決めるといいでしょう。
ただし、バランスボールは空気で膨らんでいるため、座ると少し沈みます。ですから、バランスボールの直径よりも、少し低くなることを考慮して選びましょう。

机の高さで選ぶ

安全性で選ぶ

バランスボールは、体全体をのせるグッズですから、安全性も考慮すべきです。
例えば、エレコムのバランスボール「HCF-BBシリーズ」は、ハードなトレーニングにも耐えられる設計で、万が一穴が開いても破裂しないようになっています。

安全性で選ぶ「HCF-BBシリーズ」

バランスボールの正しい使い方

バランスボールの正しい使い方

バランスボールは、ただ座るだけでも体幹が鍛えられるのが特徴ですが、きちんとした手順を踏むことで、より効果的なトレーニングが可能です。次に、バランスボールの正しい使い方について見ていきましょう。

バランスボールに座って行う基本トレーニング

基本トレーニングは、バランスボールに座って行います。まずは、基本フォームをマスターし、その位置からウォーミングアップへと続けましょう。

<基本フォーム>

  1. 基本フォームでは、背筋を伸ばしてボールに浅く座ります
  2. お尻を後ろにずらしながら、最適なバランスの位置を探します
  3. 手は太ももに置き、脚を肩幅くらいまで開きます
  4. ひざの角度を約90°にします
  5. 猫背になったり、背中を反らしすぎたりしないようにします

<ウォーミングアップ>

  1. 基本フォームから、上半身を動かさないように注意しながら腹筋に力を入れて前に動かします
  2. 次に足の五指に力を入れて後ろに傾けます
  3. 「1」と「2」の動作を繰り返します
バランスボールに座って行う基本トレーニング

バランスボールに脚をのせて行う応用トレーニング

応用トレーニングは、バランスボールに座らずに、脚をのせて行います。体幹のトレーニングと、背中やお尻、脚などのトレーニングがあります。

<体幹のトレーニング>

  1. 太ももをボールにのせながらうつ伏せになり、ひじを伸ばした状態で手を床につけます
  2. 股関節とひざを曲げ、おなかを引き寄せます
  3. 太ももが床に対して垂直になったら、元の位置に戻します
バランスボールに脚をのせて行う、体幹のトレーニング

<背中やお尻、脚などのトレーニング>

  1. 床にあおむけになり、両手は床に、両足のかかとはボールの上にのせます
  2. ひざを曲げてボールを転がしながら腰を持ち上げます
  3. 肩、腰、ひざが一直線に並ぶ位置で15~20秒間止めます
  4. 時間になったら、元の位置に戻します
バランスボールに脚をのせて行う、背中やお尻、脚などのトレーニング

バランスボールを買うときは収納カバーもおすすめ

バランスボールを買うときは収納カバーもおすすめ

バランスボールを購入する一番の懸念点は、置き場所かもしれません。毎回使うたびに空気を入れるのは面倒ですし、かといって部屋に転がしておくには、部屋のインテリアイメージを損なっています。そこで、おすすめなのが、バランスボール用のカバーです。

例えば、エレコムのバランスボール「HCF-BBシリーズ」には、バランスボールをインテリアに変えるバランスボールファブリックカバー「HCF-BBCシリーズ」があります。これをかぶせることで、武骨なデザインのバランスボールを、おしゃれにコーディネートすることができます。自宅でバランスボールを使うのなら、部屋のイメージにも気を使ってみてください。

テレワークなら人の目を気にせずにバランスボールを活用できる

テレワークなら人の目を気にせずにバランスボールを活用できる

バランスボールは、ただ座っているだけでも体幹を鍛える効果があります。テレワークで運動不足を感じている人や、腰の痛みが心配な人は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。テレワークなら、人の目を気にすることもありませんし、休憩時間に簡単なトレーニングを行うことも可能です。
自分に合ったサイズのバランスボールを選び、正しい方法でトレーニングを行って、運動不足を解消しましょう。