災害に備えたモバイルバッテリーの選び方。万一の際の充電手段も解説

外出先でスマートフォンを使うことが多い人の中には、バッテリー切れをしたときのためにモバイルバッテリーを持ち歩いている人もいるでしょう。モバイルバッテリーと聞くと、バッテリーが切れたスマートフォンの充電用といったイメージがあります。しかし、モバイルバッテリーは災害時などの電源としても役立ちます。
ここでは、災害時に備えたモバイルバッテリーの選び方や、万が一のときに使えるそのほかの充電手段をご紹介しましょう。

災害時に適したモバイルバッテリーとは?

近年、地震や台風などの自然災害が多く発生しています。ですから、住んでいる地域に関係なく、普段から災害時の対策を心掛けておくべきでしょう。
災害時は家族との連絡や情報の収集など、スマートフォンを活用するケースが多くあります。また、仮に通信ができない状態になったとしても、夜間に画面をオンにすればライトの代わりに使うことが可能です。
災害時は停電などにより、いつもどおりにスマートフォンを充電できるとは限りません。まずは、災害時に適したモバイルバッテリーの条件をご紹介しましょう。

電池容量は大きい物を選ぶ

災害時は、「次にいつモバイルバッテリーの充電ができるかがわからない」という状態に陥ることも考えられます。ですから、基本的に災害時に適したモバイルバッテリーとしては、「バッテリー容量の大きい物」がベストです。目安としては、20,000mAhくらいの容量がおすすめ。「mAh」とは「ミリアンペアアワー」と読み、モバイルバッテリーからスマートフォンなどの端末に対して充電できる電気容量の大きさを表します。ただし、実際には充電効率の関係で、充電できる回数は容量の6掛け程度になります。
例えば、20,000mAhの容量があるモバイルバッテリーなら、容量が2,500mAhのスマートフォンを約4.8回充電できる計算です。これだけの容量があれば、少しは安心できるでしょう。

電池容量は大きい物を選ぶ

常に持ち歩けるように軽量薄型タイプもおすすめ

災害対策用のバッテリーは大容量がおすすめですが、大容量になると必然的にサイズが大きくなりますし、重くなります。結果として、日常のスマートフォン使用頻度が低い人は、モバイルバッテリーで充電する必要がないので、「重いから持ち歩かなくなる」という可能性もあります。そのような人は、5,000mAhくらいでも構わないので、軽量薄型のタイプを選んだほうがいいでしょう。
ただし、モバイルバッテリーは使用しなくても、時間とともに放電します。ですから、モバイルバッテリーをあまり使わない人は、いざというときに「バッテリーの残量が減っていて使えない」ということにならないよう、定期的に充電をしましょう。

常に持ち歩けるように軽量薄型タイプもおすすめ

スマートフォン以外も充電可能なモバイルバッテリーを選ぶ

モバイルバッテリーというと、スマートフォンの充電用というイメージが強いかもしれませんが、そのほかの電子機器も充電できるタイプを選ぶのも災害対策としては有効です。
選ぶ基準としては、「100Vで動作する家電を使えるAC出力があること」や、「防水や耐久性に優れていること」などがあります。モバイルバッテリーではなく、「ポータブル電源」として探すと最適な商品が見つかるでしょう。これらの製品であれば、災害時の緊急電源になるだけでなく、キャンプなどのレジャーで使うこともできます。

スマートフォン以外も充電可能なモバイルバッテリーを選ぶ

万が一のときに使えるそのほかの充電手段は?

通常のモバイルバッテリー以外にも、スマートフォンを充電する手段はあります。必ずしも普段使いに適しているわけではありませんが、災害時は何が起きるかわかりません。念のため、ほかのスマートフォンへの充電手段も知っておきましょう。

乾電池式の充電器で充電する

乾電池式の充電器も、災害時用に持っておきたいアイテムです。災害時は乾電池が潤沢に手に入るかわかりませんし、バッテリーとして使うには能力が低めですが、いざというときのために持っておいて損はありません。

乾電池式の充電器で充電する

ソーラーパネルで充電する

ソーラーパネルを使った充電も、ひとつの選択肢です。モバイルタイプのソーラーパネルでは供給できる電力が低いので、スマートフォンを満充電するのは難しくても、万が一の際の保険にはなるでしょう。
ソーラーパネルから直接スマートフォンを充電する製品だけでなく、ソーラーパネルでモバイルバッテリーを充電するタイプもあります。

ソーラーパネルで充電する

手回し式の充電器で充電する

ハンドルを手で回して発電し、スマートフォンに電力を供給できる充電器もあります。ただし、ハンドルを回す労力はかなりのものですし、充電できる電力もわずかです。こちらも普段使いには向かず、あくまで非常時の手段です。

手回し式の充電器で充電する

シガーソケットから充電する

車のシガーソケットから充電するのもひとつの方法です。しかし、災害時に車を自由に動かせるかはわかりませんし、ガソリンの入手も容易にできるかはわかりません。普段から車をよく使う人なら、車中でスマートフォンを充電できるようにしておけば、万が一のときにも役立つかもしれません。

シガーソケットから充電する

災害時のスマートフォン充電手段も万全に

日常でも便利なスマートフォンですが、災害時には連絡手段、情報の取得手段として、スマートフォンの重要性がより高まります。
いざというときに備えて、災害時にどのようにスマートフォンを充電するのかを考え、準備を万全にしておきましょう。例えば、エレコム社の「DE-C19L-20000BK」のような大容量のモバイルバッテリーを購入しておけば、スマートフォンだけでなく、ノートパソコンの充電も可能です。ぜひ、ご検討ください。