日本ならではの文化である温泉を気軽に楽しめる施設を全国に展開

大江戸温泉物語ホテルズ＆リゾーツ株式会社様は、2001年「大江戸温泉物語株式会社」として設立。2003年、日本初の温泉テーマパークとして、東京に「お台場 大江戸温泉物語」を開業された。その後全国に温泉旅館や温浴施設・テーマパークを展開。現在では、手頃な価格で「いつでも、気軽に、何度でも」利用できる施設として、37施設を運営されている。

湯快リゾート様とブランドを統合
温泉宿、温浴施設の一大グループが誕生

大江戸温泉物語ホテルズ＆リゾーツ株式会社様と、主に北陸や西日本で事業を展開されてきた湯快リゾート株式会社様は、２０２４年11月1日よりブランドを統合。これにより、「大江戸温泉物語グループ」として展開する宿は合計64、温浴施設は2つとなり、全国で６６施設を展開するカジュアル温泉宿ブランドが誕生した。

今回の統合に伴い、64の宿は、「大江戸温泉物語」「大江戸温泉物語Premium」「大江戸温泉物語わんわんリゾート」「TAOYA」のいずれかの宿名となる。
また、大江戸温泉物語様が展開する「いいふろ会員」が全ての宿に導入されるほか、料理やサービスレベルも見直し、大江戸温泉物語と湯快リゾート、２つのブランドの強みを活かし、これまで以上のおもてなしを提供していくとのことである。

宿泊施設で高まる高品質なWi-Fiへのニーズ

スマートフォンの普及やコロナ禍を経てのインバウンド客の増加により、宿泊施設へのWi-Fiの需要はいうまでもなく高まっている。無線LANを備えていることは当然で、近年では、その品質も重要視されている。
そんな中、大江戸温泉Premiumの３つの宿のWi-Fiリニューアルにエレコムが携わることになったのは、大江戸温泉物語様と湯快リゾート様との協業がきっかけだ。

「湯快リゾートさんから、以前からお付き合いのあったエレコムさんを紹介いただきました。特に、工事の部分や経済性などを高く評価していました。これも、ブランド統合をしたシナジーのひとつですね」と田中部長は振り返る。

ネットワーク設計・構築・保守・運用を行うgroxiとのシナジー効果

エレコムは、2023年5月にgroxiをグループに迎えた。主にネットワークの設計・構築・保守・運用に関するサービスを提供する同社と、ネットワーク機器を開発・販売するエレコムが手を組むことで、ネットワーク関連分野においてシナジー効果を発揮することがねらいだ。ハードとソフトを組み合わせた最適なソリューションを、ワンストップで提供できる企業グループとなることで、付加価値の高いサービスの提供が実現した。今回の導入も、エレコムとgroxiが協業した好例といえるだろう。

今後も製品の安定供給に期待

最後に、エレコムおよびgroxiに今後期待することについてうかがった。

「一般的な話になりますが、経済性が高い製品はもちろんですが、供給の安定性にも期待しています。機器は一定期間で入れ替えが必要になるものですし、モノがないとどうしようもないですから」と田中部長。 日本全国に展開する、一大ブランドとなる大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ様。その施設内で、エレコムのWi-Fiソリューションが顧客満足向上の一助となっている。