Vol.57 Wi-Fi(無線LAN)内蔵パソコンのメリットとは?
エレコムWi-Fi製品購入ガイド無線LANの基礎知識

Wi-Fi接続機能を内蔵したパソコンのメリット

最近は、外出先でノートパソコンとモバイルルーターを使って仕事をしている方をよく見かけるようになりました。 多くのノートパソコンにはWi-Fi(無線LAN)機能が標準搭載されるようになり、ご家庭などでは「Wi-Fiルーター」を導入することで、どの部屋に居てもインターネットが可能な環境がつくれるようになりました。 その便利さから、「デスクトップパソコンもWi-Fi接続したい!」と考える方も多いのではないでしょうか。
Wi-Fi接続が可能になれば、有線LANのLANケーブルから解放され、ケーブルの長さに悩まされることもなくなります。たとえば、お部屋の模様替えもスムーズになるかもしれませんね。
このページでは、「Wi-Fi機能の搭載されてるかどうかの確認方法」と、「Wi-Fi機能がない場合の無線LAN導入方法」について、ご紹介します。

ページの内容(目次)

  • 1. パソコンにWi-Fi(無線LAN)機能が内蔵されているかを確認するには
  • 2. Wi-Fi(無線LAN)機能を内蔵していないパソコンを無線接続する場合
  • 3. エレコムの無線LANアダプターのご紹介

パソコンにWi-Fi(無線LAN)機能が内蔵されているかを確認するには

Windows 10のパソコンの場合

  • 1. スタートメニューを右クリックして、一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
  • 2. 「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリックします。
  • 3. 「アダプターの設定の変更」をクリックします。
  • 4. 表示された画面に「Wi-Fi」のアイコンが表示されていれば、パソコンにWi-Fi(無線LAN)機能が内蔵されています。

Windows 8のパソコンの場合

  • 1. 画面の左下隅にカーソルを合わせて右クリックし、クイックリンクから「コントロールパネル」を選択します。
  • 2. 「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリックします。
  • 3. 「アダプターの設定の変更」をクリックします。
  • 4. 表示された画面に「Wi-Fi」のアイコンが表示されていれば、パソコンにWi-Fi(無線LAN)機能が内蔵されています。

Wi-Fi(無線LAN)機能を内蔵していないパソコンを無線接続する場合

使用しているデスクトップパソコンやノートパソコンがWi-Fi(無線LAN)機能を内蔵していない場合でも、「無線LANアダプター」を取り付けることで、Wi-Fi(無線LAN)を使用することができるようになります。 無線LANアダプターは、「無線LANカード」や「無線LANコネクタ」「Wi-Fiカード」とも呼ばれ、各メーカーから販売されています。

無線LANアダプターには、USBポートに差し込むタイプやPCカードスロットに差し込むタイプ、SDカードタイプ、コンパクトフラッシュタイプなど、さまざまな種類があります。エレコムでは、USBポートに差し込むタイプをご用意しています。

おすすめの無線LANアダプター

当社ではさまざまな種類の無線LANアダプターをご用意しております。ここでは、それぞれの無線LANアダプターの特徴を簡単にご紹介します。

(1)【WDC-867DU3S】 11ac・USB3.0対応 867M小型無線LANアダプター
16×34×8mmという超小型で、わずか4gという軽量タイプの無線LANアダプターです。IEEE 802.11acに対応しており、理論値で最大867Mbpsの高速通信を実現することができます。 Wi-Fi(無線LAN)対応のノートパソコンであっても、このアダプターをつけて通信をすることで、より快適で高速な通信を実現できる場合があります。USB3.0対応です。
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無線LANアダプター「WDC-867DU3S」のイメージ図

(2)【WDC-433SU2M2シリーズ】 433Mbps USB無線超小型LANアダプター
「WDC-433SU2M2シリーズ」は、19×15×8mm、重さわずか2gという世界最小・最軽量クラスの超小型無線LANアダプターです(※2015年6月25日現在 当社調べ。)。 USBポートに装着したときは、パソコン本体から10mmしか飛び出しませんので、持ち運ぶときも気になりません。IEEE 802.11ac/n/aに対応しており、理論値で最大433Mbpsの高速通信を実現することができます。USB2.0対応です。
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無線LANアダプター「WDC-433SU2M2シリーズ」のイメージ図

(3)【WDC-300SU2Sシリーズ】 300Mbps USB無線小型LANアダプタ
「WDC-300SU2Sシリーズ」は、IEEE 802.11b/g/nに対応しており、理論値で最大300Mbpsの無線通信を実現することができます。 広く利用されている2.4GHz通信に対応し、宅内のルータはもちろんの事、Wi-Fiスポットやポケットルータなど幅広い環境で利用可能です。
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無線LANアダプター「WDC-300SU2Sシリーズ」のイメージ図

(4)【LAN-WH300NU2】 ワイヤレスアダプター 300M
「LAN-WH300NU2」は、IEEE 802.11b/g/nに対応しており、理論値で最大300Mbpsの高速通信を実現することができます。 パソコンに取り付けた状態で、アンテナを好きな方向に動かすことで、良好な電波を得ることができます。
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無線LANアダプター「LAN-WH300NU2」のイメージ図

(5)【WDC-150SU2Mシリーズ】 150Mbps USB無線超小型LANアダプタ
「WDC-150SU2Mシリーズ」は、IEEE 802.11b/g/nに対応しており、理論値で最大150Mbpsの無線通信を実現することができます。 15×17×8mm、重さわずか2gという世界最小・最軽量クラスの超小型無線LANアダプターです(2014年3月24日現在)。
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無線LANアダプター「WDC-150SU2Mシリーズ」のイメージ図

パソコンでの無線LANアダプターの使い方

無線LANアダプターは、USBポートに差し込むだけで高速な無線通信を実現できる点がメリットです。また「WDC-867DU3S」なら、面倒なドライバの設定も必要ありません(添付のCD-ROMで、詳細な設定をすることもできます)。 無線LANアダプターの駆動に必要な電力は、パソコンから補給されます。電池は必要なく、パソコン初心者の方でも気軽に使うことができるでしょう。

インターネットを使う度に、USBポートなどが1つふさがってしまう点は、無線LANアダプターのデメリットです。 ノートパソコンの場合、USBポートが2~3個しかないことが多く、スマホの充電をしたり、USBに入れたデータを使って作業をしたりする場合、すぐに埋まってしまい困ることもあります。
USBポートが足りなくなった場合は、「 U3HC-A412Bシリーズ」や 「 U3HC-A414Bシリーズ」などの、「USBハブ」を導入するといいでしょう。