Vol.37 家中どこでも快適に!無線LAN中継器のすすめ
エレコムWi-Fi製品購入ガイド無線LANの基礎知識

家中どこでも快適に!
無線LAN中継器のすすめ

無線LANを家庭で1台設置すれば、家中どの場所からでも快適なインターネットライフが可能になります。しかし、場所によっては電波が届きにくいところも! 無線LANの電波は、壁や鉄筋などの障害物によっては届きにくくなるのです。だからといって、有線ケーブルを家中に引っ張るのも大変。

そこで、無線LANの中継器を設置しましょう。中継器を家の中に設置することで、家中がインターネット環境になります。ゲーム、動画鑑賞、インターネットでの調べ物など、用途を問わず快適なネット環境が、中継器の設置で可能になります。

チェック!あなたのWi-Fi環境で中継機は必要?

無線LAN中継器は、電波を延長して、Wi-Fi電波の届きにくいところまでしっかりと届けるための機器です。中継器が必要かどうか、次のリストでチェックしてみてください。

無線LANからの電波が届きにくい部屋がある

せっかく無線LANを導入したにも関わらず、電波レベルが低かったり、まったく届かなかったりする場所があると、がっかりしてしまいます。そういう場合には、中継器が便利です。

家の間取りが細かく区切られていて、鉄骨を使った柱や壁が多い

ルーター本体から送信される電波は、途中に障害物が多いほど弱まります。無線LANの設置に支障のない広さの家でも、間取りなどの構造や、建築素材によっては、電波が遮られる場合があります。そのようなときには、中継器が必要となります。

家の構造が3階建て以上になっている

無線LANの機種には、ほとんどのメーカーで、家の広さに合わせた製品が揃っています。最初に無線LANを導入する際、広さに合わせた機種を設置しているはずです。しかし、家の改築や建て増しなどで、広さが変わるケースも出てきます。そのようなときには、中継器を使用してみましょう。

マンションの同一フロアに家族が住んでいる

マンションの同一フロアでの「2世代同居」などのケースも、近年増えています。そのような場合、無線LANと中継器を設置することで、部屋が離れていても、同一回線のインターネット接続が可能になるかもしれません。また、部屋と部屋の間に別の入居者がいても、回線のセキュリティ設定で、安心して同じWi-Fiを使用できます。

上記のチェックリストで、1つでもチェック項目がある場合は、無線LAN中継器の導入をおすすめします。

中継器の選び方

無線LAN中継器の設置を検討する際に必要なことは、電波の届く範囲の確認です。各メーカーからさまざまな機種がラインアップされていますが、機種によってはWi-Fi電波の届く範囲が狭いものもあるので、無線LANを使用する環境に合わせて、中継器を選びましょう。

エレコムで扱う中継器は、いずれの製品も電波の届く範囲が広く、また製品本体の設定が簡単にできるようになっています。その中からおすすめの製品を紹介します。

WTC-1167HWH

2.4GHzと5GHzの電波を同時中継可能&多彩なモードから最適のモードを選べ、すみずみまで電波を届けます。スタイリッシュなデザインで平面トリプルタップを併用すればコンセントを無駄にしません。

WTC-300HWH

弱い電波を改善し、家のすみずみまで電波が届きます。また、業界最小サイズで他の家電製品のコンセントに干渉することなく差し込めます。

WRC-300FEBK-R

定はWPS対応の無線ルーターと本製品のWPSボタンを押すだけなので非常に簡単。また、有線LAN接続機能を搭載し、有線ネットワーク機器を簡単に無線化することが可能です。

無線LAN中継器は「スマートハウス」への第一歩

家中の家電製品、通信機器などをIT化する「スマートハウス」は、1980年代に提唱された「未来型の家」です。急速なIT技術の発展で、かつては夢物語だったスマートハウスも、現実のものとなってきました。

家庭に無線LANを導入することは、まさにスマートハウスのコンセプトそのものです。家中にWi-Fiの電波をむらなく届けることで、テレビはもちろん、パソコン、スマートフォン、タブレット、そして家電製品など、あらゆる機器がインターネットと接続可能になります。

そのためにも、中継器の設置は必要です。無線LANを上手に活用するためにも、中継器の設置を考えてみてはいかがでしょうか?

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