Wi-Fiの電波が弱い!無線LANを増設……
中継器の増設の仕方から機器の選び方まで
「無線LANを導入したのに、電波が弱くて使えない部屋がある!」
一戸建ての家の場合、広さや鉄筋の使用状況によって、無線LANの電波が隅々まで行き届かないケースが出てきます。家のどの部屋でも快適なインターネット環境を整えるためには、無線LANの中継器を増設することをおすすめします。エレコム製品を使った増設の仕方と、製品選びについて紹介しましょう。
中継器の役割
無線LANの中継器は、親機から出ている電波を中継して、電波の届く範囲を広げる役割があります。広い家や、鉄筋の壁・柱、フロアの違う階など、電波の障害となる環境でも、同じインターネット回線をどの部屋でも使いたい、という場合には、中継機を増設することで快適なインターネット環境が実現できます。
エレコム製品の紹介
エレコム製の中継器の製品を紹介します。いずれのシリーズも、強力なアンテナを採用しているため、今まで電波が届かない場所や届きにくかったところでも、無線LANが使えるようになります。また、電波受信強度をランプで表示するので、建物のどの場所に設置すれば最適な通信速度が実現できるかが、目で見てわかります。中継機能を使ってこれまで届かなかった場所まで電波を届ける事ができ、無線接続が不安定だった場所でも快適なインターネット接続が可能になります。
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> WTC-1167HWH
- 2.4GHzと5GHzの電波を同時中継可能&多彩なモードから最適のモードを選べ、すみずみまで電波を届けます。スタイリッシュなデザインで平面トリプルタップを併用すればコンセントを無駄にしません。
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> WTC-300HWH
- 弱い電波を改善し、家のすみずみまで電波が届きます。また、業界最小サイズで他の家電製品のコンセントに干渉することなく差し込めます。
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> WRC-300FEBK-R
- 定はWPS対応の無線ルーターと本製品のWPSボタンを押すだけなので非常に簡単。また、有線LAN接続機能を搭載し、有線ネットワーク機器を簡単に無線化することが可能です。
「WTC-1167HWH」を使っての中継機の設定方法
中継器の設定には、「WPS設定」と「手動設定」の2通りの方法がありますが、ここではWPS設定について紹介します。現在の無線ルーターは、どのメーカーの製品もほとんどでWPS設定が可能になっています。ご使用の無線ルーターに「WPSボタン」がある場合は、この設定方法が簡単です。
- 1. 親機(現在使用中の無線ルーター本体)近くのコンセントに中継器(WTC-1167HWH)本体を接続します。
※最初の設定を行う際は、親機の近く、同じ室内などでおこなってください。 - 2. 中継器(WTC-1167HWH)本体のWPS/STATUSランプが白点灯するのを待ちます。
- 3. 親機のWPSランプが点滅するまで、親機のWPSボタンを長押しします。(2~3秒)
- 4. 中継器本体のWPS/STATUSランプが白点滅するまで、中継器本体のWPSボタンを長押しします。(2~3秒)
- 5. 接続が確立すると、WPS/STATUSランプと2.4GHz/5GHzランプが点灯します。
(2.4GHz/5GHzランプが1つ以上点灯すれば接続が確立された状態です) - 6. 中継器本体をコンセントから抜いて、任意の場所に移動し中継ポイントにします。
簡単な中継器の増設で快適なインターネット環境が実現
エレコムの中継器は、どのシリーズも簡単な設定で無線LANの増設ができます。せっかくの無線LAN環境です。中継器を使って、より快適なインターネットライフを送ってみてはいかがでしょうか?