Vol.28 コマ落ちのイライラを解消!その原因と対策
エレコムWi-Fi製品購入ガイド無線LANの基礎知識

コマ落ちのイライラを解消!その原因と対策

無線LANで動画を観ていると、突然画面がガクガクとなってしまうことがあります。これを「コマ落ち」と呼びます。頻発すると、イライラが募ってしまいます。そこで、コマ落ちの原因とその対処法を紹介していきます。

なぜ「カクカク」現象が起こるのか?

720ピクセル以上の解像度を持つハイビジョン映像は、さすがに画質が違います。映画やドラマ、スポーツ中継に音楽ライブなど、高画質な映像で視聴できるものが、インターネットを経由したサービスでたくさんあります。無線LANを導入すれば、パソコンやタブレット、スマートフォンからから大画面テレビへと映像を転送して視聴できます。とはいえ、画面が「カクカク」する現象……「コマ落ち」がせっかくのいいシーンで発生してしまったら、ガッカリです。

「コマ落ち」は、なぜ起きるのでしょう? 主な原因は次の3つです。

1.ハイビジョン映像のビットレートの高さ

鮮明な画質で、細部までくっきり見えるハイビジョン映像は、データ量が非常に多くなります。データ量が大きすぎるため、データをスムーズに転送できないことで起こります。

2.Wi-Fiの転送速度の遅さ

Wi-Fiの最大通信速度が、54Mbpsの11a/11gのものは、ビットレートが低めで用意されているようなストリーミング再生では普通に視聴できますが、大容量のハイビジョン映像では、データ量に比べて通信速度が追いついていかないため、「データの渋滞」を引き起こし、コマ落ちしてしまう恐れがあります。

3.ルーターとの距離

電波で通信を行う無線LANは、親機(ルーター)と、受信する子機(パソコン、タブレット、スマートフォン、テレビなど)との間の距離が離れるほど、転送速度は下がります。そのため、ハイビジョン映像の転送ができなくなる場合もあります

コマ落ちを解消するための対策

解消する方法を、紹介していきましょう。

・ ビットレートの高さに合わせた転送速度のWi-Fiルーターを導入する
大容量データをスムーズに転送するためには、それに見合った転送速度が必要です。また、多くの無線LAN機器が通常使用する混雑した2.4GHz帯では、電波干渉が起こりやすく、大容量データを運べなくなるケースが出てきます。そこで、電波干渉の影響が少ない、5GHz帯の製品に変えることをおすすめします。
・ ルーターの近くに子機を設置する
中継器を使用している場合、高いビットレートのハイビジョン動画などは、転送速度の問題でコマ落ちが起こりやすくなります。解決法として、ルーターの近くに子機を置き、中継器を通さず視聴することをおすすめします。

大容量データを高速伝送するエレコムの無線LAN製品

ここまでみてきたように、ハイビジョン映像でもコマ落ちなしに視聴するためには、通信速度が速い製品を設置する必要があります。具体的には、300Mbps以上の通信速度を持ったルーターです。
エレコムでは、大容量データを高速通信するために最適な無線LANルーターを揃えています。代表的な製品を紹介しましょう。 

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らくらく引っ越し機能で、買い換えでも面倒な設定無くスマホが使える! IPv6(IPoE)対応で、4Kテレビも快適・安心して視聴できるトレンドマイクロセキュリティ搭載11ac対応無線LANギガビットルーター。

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最新の無線技術を搭載し、離れた場所からも、複数台同時接続でも快適な無線通信(Wi-Fi)が可能! 全ポートが光インターネットに対応し、有線通信も常に快適な11ac対応無線LANルーター。

コマ落ち対策はエレコム製品で

大容量データの転送が必要なハイビジョン映像の視聴。ストレスなく映像を楽しむには、通信速度の速い無線LANルーターを導入する必要があります。

エレコムの無線LANルーターは、確かな技術で高速通信を可能にした製品をラインアップしています。大容量高速通信を家庭で可能にするエレコムの製品で、ハイビジョン映像を思う存分楽しんでみてください。

参考
> ELECOM製品情報「無線LAN親機 (Wi-Fi/無線LANルーター)」