Vol.2 どんな基準で無線ルーターを見ればいい?正しい無線LANの基礎知識
エレコムWi-Fi製品購入ガイド無線LANの基礎知識

どんな基準で無線ルーターを見ればいい?正しい無線LANの基礎知識

Wi‑Fiルーター(無線LANルーター)は、見た目が似ていても「できること」が少しずつ違います。
このページでは、買う前に知っておくと安心なスペック表の見方(基礎)を、むずかしい言葉を減らして説明します。
※「どれを買うか」を決めたい方は、別ページにまとめています。
無線LANルーター(Wi‑Fiルーター)の選び方(5つのポイント)

このページでわかること(基礎)

  • ・通信規格(Wi‑Fi 6/6E/7 など)の見方
  • ・「最大〇〇Mbps/Gbps」が意味すること(速さ表示の注意点)
  • ・電波が届く/届かないが起きる理由(家の中の環境)

先にお伝えしておくと、一般的な家庭用・オフィス用では「無線ルーター」「無線LANルーター」「Wi‑Fiルーター」は、ほぼ同じ意味で使われます。
ここでは「Wi‑Fiルーター(無線LANルーター)」として説明します。

通信規格:Wi‑Fi 6/6E/7ってなに?

通信規格は、Wi‑Fiの「世代(新しさ)」のようなものです。
仕様には「IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax…」のように書かれることがあります(正式名称:IEEE 802.11)。
ただ、買い物では「Wi‑Fi 6」「Wi‑Fi 6E」「Wi‑Fi 7」を見れば十分なことが多いです。

  • Wi‑Fi 6(11ax):ふだん使い(動画・Web・オンライン会議)で困りにくい世代です。
  • Wi‑Fi 6E:Wi‑Fi 6のうち、6GHz帯も使えるタイプです(対応する機器や環境によって効き方が変わります)。
  • Wi‑Fi 7(11be):さらに新しい世代です。対応するスマホやPCがある人ほどメリットが出ます。

※ルーターだけ新しくしても、つなぐ側(スマホ・PCなど)が未対応だと良さが出にくいことがあります。
規格の背景(どうして価格が変わるの?)を知りたい方は、こちらも参考になります:無線ルーター なぜ価格帯が分かれている?

速度の表記:最大通信速度は「いつも出る速さ」ではありません

仕様にある「最大◯◯Mbps」「最大◯◯Gbps」は、いわば“上限の目安”です。
家の中では、壁・距離・電波の混み具合・同時に使う台数などで、体感の速さは変わります。

「理論上の最大速度(理論値)」と「実際の速さ(実測値)」は違う、と覚えておくと迷いにくくなります。
とはいえ、条件が近い製品で迷ったときは、最大速度が大きいほうが余裕を持ちやすいです。

電波の届きやすさ:性能だけでなく「置き場所」でも変わります

電波の届きやすさは、ルーターのアンテナ性能だけでなく、置き場所や家のつくりでも変わります。
たとえば、床に置く/棚の奥に入れる/金属の近くに置く、などは届きにくさの原因になることがあります。

製品によっては「ハイパワー」などの表現が使われることがありますが、電波には電波法による規制があり、無制限に強くできるわけではありません。
家が広い・階が違う・壁が多いなどで届きにくい場合は、1台の性能だけでなく置き方の工夫追加機器も選択肢になります。

エレコムの製品ページでは「4LDKマンション」「戸建て3階建」「ご利用人数5人」などの利用目安を併記している場合があります。
これは選ぶときの参考になりますが、家の間取りや設置場所で結果は変わるため、必ずしも通信を保証するものではありません。

次に読むページ(どれを買うか迷ったら)

ここまでで「規格」「速度表示」「電波の届き方」の基礎を説明しました。
“買うならどれ?”の判断に進みたい方は、こちらをご覧ください。
無線LANルーター(Wi‑Fiルーター)の選び方(5つのポイント)

2020.06.16